
20代未経験で転職しやすい職種は?将来性と現実性で比較
2026年10月08日 12:48
「今の仕事を続けるのではなく、まったく違う仕事に転職したい」
「未経験でも採用されやすい職種を知りたい」
「興味のある仕事はあるけれど、本当に未経験から転職できるのか不安」
20代で転職を考えている方の中には、これまで経験した仕事とは違う職種へキャリアチェンジしたい方もいるでしょう。
20代は、未経験の職種へ転職できる可能性があります。
実際に求人を探してみると、「職種未経験歓迎」「業界未経験歓迎」といった求人も見つかります。
ただし、ここで注意したいのが、「未経験から転職しやすい職種=自分におすすめの職種」とは限らないことです。
転職しやすさだけを基準に仕事を選ぶと、
「思っていた仕事内容と違った」
「自分には合わなかった」
「入社できたけれど、この先のキャリアが見えない」
といったミスマッチにつながる可能性があります。
また、同じ「未経験歓迎」と書かれている求人でも、企業が求めている経験や人物像は同じではありません。
そのため、未経験転職では、
「応募できるか」だけでなく、「これまでの経験を活かせるか」「続けられそうか」「将来のキャリアにつながるか」まで考えて職種を選ぶことが大切です。
この記事では、
20代が未経験職種へ転職できる理由
20代未経験から転職しやすい職種
職種ごとの転職しやすさや将来性
自分に合った職種を選ぶ基準
今までの経験から転職先を考える方法
未経験歓迎求人を見るときの注意点
未経験転職を成功させるための進め方
について詳しく解説します。
「未経験から転職したいけれど、どの職種を選べばよいか分からない」という方は、転職先を考えるための参考にしてください。
30秒でわかるこの記事の結論
20代は未経験職種へキャリアチェンジできる可能性がある
ただし、職種によって未経験からの転職難易度は異なる
営業職や販売・サービス職などは、比較的未経験求人を探しやすい
事務職やWebマーケティングなどは、未経験から応募できても競争が激しくなる場合がある
IT業界にはエンジニア以外にも、営業・サポートなど未経験から検討できる仕事がある
「未経験歓迎」でも、これまでの営業・販売・接客などの経験を求められる求人もある
転職しやすさだけではなく、仕事内容・活かせる経験・働き方・将来のキャリアまで考えて選ぶことが重要
20代の未経験転職で大切なのは、「一番入りやすい仕事」を探すことではなく、「自分の経験を活かしながら、これからのキャリアにつながる仕事」を探すことです。
20代は未経験職種へ転職できる?
20代で未経験職種への転職を考えたとき、
「経験がないのに採用してもらえるのだろうか」
と不安になる方もいるでしょう。
結論からいえば、20代でも未経験職種への転職は可能です。
ただし、「20代だからどの職種でも簡単に転職できる」という意味ではありません。
未経験転職では、年齢だけでなく、これまでの仕事で身につけた経験や応募先との共通点、転職理由なども見られます。
まずは、企業が20代の未経験者をどのような視点で見ているのか理解しておきましょう。
20代は経験だけでなく今後の成長も見られやすい
経験者採用では、応募する仕事に必要な知識や実務経験が重視されることがあります。
一方、20代の未経験採用では、現在持っている専門スキルだけではなく、
新しい仕事を覚えられそうか
長く働いてくれそうか
これまでの経験を新しい仕事でも活かせそうか
なぜその職種へ転職したいのか
入社後に成長していけそうか
といった点も判断材料になります。
例えば、販売職から営業職へ転職する場合、営業経験はなくても、
「お客様の希望を聞き、商品を提案してきた経験」
は営業でも活かせる可能性があります。
接客業からカスタマーサクセスへ転職する場合も、
「相手の困りごとを聞き、解決方法を考えてきた経験」
をアピールできる場合があります。
このように、「その職種を経験したことがない=活かせる経験が何もない」ではありません。
未経験転職では、今までの仕事と希望職種の共通点を見つけることが重要です。
「未経験」の意味は求人によって違う
求人に「未経験歓迎」と書かれていても、すべての企業が同じ条件で募集しているわけではありません。
特に区別しておきたいのが、
業界未経験
職種未経験
社会人経験が浅い・正社員経験がない
という違いです。
例えば、
「IT業界未経験歓迎」
と書かれていても、営業職の求人で営業経験を求められることがあります。
この場合は、
IT業界は未経験でもよいが、営業経験は必要
という意味です。
反対に、
「営業職未経験歓迎」
として、販売や接客など別職種からの応募を想定している求人もあります。
そのため、「未経験歓迎」という言葉だけを見るのではなく、自分は何が未経験で、企業はどの経験まで求めているのかを確認する必要があります。
20代前半と20代後半では見られるポイントも変わる
同じ20代でも、これまでの社会人経験によって企業から期待されることは変わります。
社会人経験がまだ浅い20代前半であれば、仕事への姿勢や基本的なコミュニケーション力、入社後の成長などを含めて採用を検討されることがあります。
一方、20代後半になると、未経験職種への応募であっても、
これまで何を経験してきたのか
どのような強みがあるのか
なぜ今キャリアチェンジするのか
これまでの経験を新しい仕事でどう活かせるのか
といった説明がより重要になります。
ただし、「20代後半だから未経験転職はできない」と考える必要はありません。
大切なのは年齢だけではなく、これまでのキャリアと希望職種をどのようにつなげるかです。
未経験転職は「若ければ何でもいい」わけではない
20代は未経験職種へ挑戦しやすい年代ではありますが、若さだけで採用されるとは限りません。
企業側も、採用した後に教育する時間やコストをかけるため、
「なぜこの仕事をしたいのか」
「入社後にどのように成長したいのか」
「これまでの経験をどう活かせるのか」
などを確認します。
例えば、
「今の仕事が嫌だから、とにかく違う仕事をしたい」
だけでは、応募先を選んだ理由としては十分ではありません。
未経験転職では、
今の仕事から逃げるために職種を変えるのではなく、これからどのような仕事をしたいのかを考えること
が重要です。
また、職種によって未経験からの入りやすさは異なります。
営業職のように比較的未経験求人を探しやすい職種もあれば、未経験応募が可能でも人気が高く、選考で経験や準備の差が出やすい職種もあります。
そのため、「未経験でも応募できるか」だけで転職先を決めるのではなく、転職の現実性と将来のキャリアの両方を見ながら候補を考えることが大切です。
次の章では、20代未経験から転職先として検討しやすい7つの職種について、転職しやすさだけでなく、活かせる経験や将来性、注意点も含めて比較していきます。
20代未経験から転職しやすい7つの職種
20代で未経験転職を考える場合、どの職種を選ぶかによって転職の難易度は変わります。
未経験者を採用している企業が比較的多い職種もあれば、「未経験可」と書かれていても応募者が多く、選考の難易度が高くなりやすい職種もあります。
ここでは、20代が未経験から転職先として検討しやすい7つの職種について、
未経験からの転職しやすさ
活かしやすい経験
将来のキャリア
転職するときの注意点
という4つの視点から解説します。
なお、同じ職種でも業界や企業、求人によって採用条件は異なります。「この職種なら必ず未経験から転職できる」という意味ではないため、自分の経験と求人の応募条件を照らし合わせながら考えてみましょう。
① 営業職|未経験から比較的挑戦しやすく、業界の選択肢も広い
営業職は、20代が未経験から検討しやすい職種の一つです。
営業では商品やサービスに関する知識だけでなく、
相手の話を聞く力
相手に合わせて説明する力
課題や希望を把握する力
目標に向かって行動する力
周囲とコミュニケーションを取る力
なども求められます。
そのため、営業経験がなくても、販売・接客・サービス業などで培った経験を活かせる場合があります。
また、営業職といっても仕事内容は一つではありません。
例えば、
法人営業
個人営業
新規営業
既存顧客への営業
有形商材の営業
無形商材の営業
などによって働き方や求められる力は大きく異なります。
営業経験を積むことで、別業界の営業へ移ったり、営業企画やマネジメントなどへキャリアを広げたりできる可能性もあります。
一方で、営業職なら何でも未経験から入りやすいわけではありません。
新規開拓の割合、目標の設定方法、評価制度、扱う商品・サービスなどを確認し、「営業職」という名前だけではなく、実際にどのような営業をするのかまで見て求人を選びましょう。
② 事務職|未経験から応募できても、求人によっては競争が激しい
「未経験からオフィスワークへ転職したい」と考えたとき、事務職を候補にする方も多いでしょう。
事務職では、
書類作成
データ入力
電話・メール対応
社内外との連絡
スケジュール管理
営業担当者などのサポート
といった業務を担当します。
そのため、
基本的なPC操作
正確に仕事を進める力
周囲をサポートする力
コミュニケーション力
などを活かせる場合があります。
販売・接客などから事務職へ転職する場合も、顧客対応や電話対応、売上管理など、これまで担当してきた業務を整理するとアピールできる経験が見つかることがあります。
ただし、「未経験から転職しやすい=事務職」と単純に考えるのは注意が必要です。
事務職は希望者が多く、未経験者が応募できる求人でも競争が激しくなることがあります。
また、「事務」と書かれていても、一般事務、営業事務、経理事務、総務などによって仕事内容や求められる経験は異なります。
「営業はしたくないから事務」という消去法だけで決めず、具体的な仕事内容まで確認することが大切です。
③ IT系職種|エンジニア以外にも未経験から検討できる仕事がある
「未経験からIT業界へ転職する」と聞くと、エンジニアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、IT業界にはエンジニア以外にもさまざまな仕事があります。
例えば、
IT営業
ヘルプデスク
ITサポート
カスタマーサポート
カスタマーサクセス
などです。
営業経験がある人ならIT営業、顧客対応の経験がある人ならサポート系職種など、これまでの経験を活かしながらIT業界へ移る方法もあります。
そのため、「ITに興味はあるけれど、プログラミング経験がない」という理由だけで選択肢から外す必要はありません。
IT業界で経験を積むことで、扱うサービスや業務への理解を深め、その後のキャリアの選択肢を広げられる可能性もあります。
ただし、「IT業界だから将来性がある」と一括りにするのは避けましょう。
仕事内容や身につくスキルは職種によって異なります。
求人を見るときは、業界名だけではなく、入社後に何を担当し、どのような経験を積めるのかを確認することが重要です。
④ Webマーケティング|人気が高く、未経験なら準備の差が出やすい
Webマーケティングは、20代の転職先として関心を持たれやすい職種の一つです。
主な仕事には、
Web広告の運用
SNSの運用
SEO
アクセス解析
コンテンツ企画
データをもとにした改善
などがあります。
Webを通じて商品やサービスを広めたり、売上や問い合わせにつながる施策を考えたりする仕事です。
営業や販売などで、
「どうすれば商品が売れるのか」
「お客様が何を求めているのか」
を考えてきた経験が活かせる場合もあります。
一方、Webマーケティングは「未経験可」の求人があったとしても、誰でも簡単に転職できる職種とは限りません。
応募者が多い求人では、
なぜWebマーケティングをしたいのか
自分でどの程度学んでいるのか
数字を見ながら改善した経験があるか
これまでの仕事とどのようにつながるのか
などを説明できることが重要になります。
「将来性がありそう」「リモートワークができそう」といったイメージだけで選ぶのではなく、実際の仕事内容を理解したうえで検討しましょう。
⑤ 人材業界|営業・販売・接客などの経験を活かしやすい
人材業界も、20代のキャリアチェンジ先として検討できる業界の一つです。
人材業界には、
法人向けの採用支援
求職者へのキャリア支援
求人広告の営業
人材派遣の営業やコーディネーター
採用関連サービスの提案
など、さまざまな仕事があります。
特に、
営業
販売
接客
顧客対応
などの経験がある人は、相手の希望を聞いたり提案したりした経験を活かせる場合があります。
人材業界で経験を積むことで、営業、採用、人事関連などへキャリアを広げられる可能性もあります。
一方で、人と話すことが好きという理由だけで向いているとは限りません。
企業側と求職者側の希望を調整したり、目標を追ったりする仕事もあるため、具体的な業務内容を理解してから応募することが大切です。
⑥ カスタマーサクセス|営業・接客経験を活かせる可能性がある
カスタマーサクセスは、商品やサービスを導入した顧客に対して、継続的な活用や成果につながるよう支援する仕事です。
特にIT・SaaS系企業などで見られる職種ですが、企業によって仕事内容は異なります。
例えば、
サービス導入時の支援
利用方法の案内
顧客の課題のヒアリング
サービス活用の提案
継続利用に向けたフォロー
などを担当します。
そのため、
法人営業
個人営業
販売
接客
カスタマーサポート
などで顧客と関わってきた経験を活かせる場合があります。
ただし、注意したいのが「未経験歓迎」の意味です。
カスタマーサクセスの経験はなくてもよいが、営業や顧客対応の経験は必要
という求人もあります。
そのため、「職種未経験歓迎」と書かれているだけで完全未経験から応募できると判断せず、応募条件を確認しましょう。
また、顧客との関係構築だけでなく、サービスへの理解や課題解決、数値管理などを求められる場合もあります。
⑦ 販売・サービス職|未経験求人を探しやすいが、働き方まで確認する
販売・サービス職も、未経験から応募できる求人を比較的探しやすい職種です。
例えば、
アパレル販売
携帯ショップ
ホテル
店舗スタッフ
各種サービススタッフ
など、さまざまな仕事があります。
経験を積むことで、
店長
エリアマネージャー
教育担当
本部職
営業職
などへキャリアを広げられる場合もあります。
一方で、販売・サービス職は企業や業態によって、
土日祝日の勤務
シフト制
勤務時間
繁忙期
立ち仕事
給与体系
などの条件が大きく異なります。
そのため、「未経験から採用されやすそう」という理由だけで決めるのではなく、自分が希望する働き方と合っているかまで確認することが重要です。
7職種を「転職しやすさ・将来性・経験の活かしやすさ」で比較
ここまで紹介した7職種は、すべて同じように未経験から転職できるわけではありません。
また、「転職しやすい職種ほど将来性が高い」「転職しにくい職種ほど良い仕事」ということでもありません。
それぞれの特徴を整理すると、次のように考えられます。
<営業職>
未経験からの転職しやすさ:比較的高い
販売・接客・顧客対応など、人と関わる仕事の経験を活かしやすい職種です。
業界の選択肢も広く、経験を積むことで別業界の営業やマネジメントなどへ進める可能性があります。
一方、営業方法や評価制度によって働き方が大きく異なるため、求人ごとの確認が重要です。
<事務職>
未経験からの転職しやすさ:中程度
未経験者が応募できる求人はありますが、希望者が多い求人では選考の難易度が上がります。
PCスキルや正確性、サポート経験などをどのようにアピールするかがポイントになります。
<IT系職種>
未経験からの転職しやすさ:職種による
IT営業やサポート系など、既存の経験を活かしながらIT業界へ移れる職種もあります。
「IT=エンジニア」と限定せず、自分の経験と接続できる職種を探すことが重要です。
<Webマーケティング>
未経験からの転職しやすさ:やや低め~中程度
未経験から応募できる求人もありますが、人気が高い場合は選考で差がつきやすくなります。
仕事内容への理解や自主的な学習、これまでの経験との接続を説明できるようにしておきたい職種です。
<人材業界>
未経験からの転職しやすさ:比較的高い
営業・販売・接客などの経験を活かせる求人を探しやすい分野です。
ただし、法人営業、キャリア支援、人材派遣など仕事内容の違いが大きいため、「人材業界で働きたい」だけでなく職種まで確認する必要があります。
<カスタマーサクセス>
未経験からの転職しやすさ:中程度
営業や接客など、顧客とのコミュニケーション経験を活かせる可能性があります。
一方で、求人によっては法人営業など一定の経験を求められるため、「職種未経験」と「社会人としての完全未経験」を区別して考える必要があります。
<販売・サービス職>
未経験からの転職しやすさ:比較的高い
未経験者向けの求人を探しやすい職種ですが、勤務時間や休日などの働き方は企業によって大きく異なります。
入社しやすさだけでなく、数年後にどのような経験が残るのかまで考えて選びましょう。
このように比較すると、単純に「一番転職しやすい職種」を選べばよいわけではないことが分かります。
例えば、営業職への転職可能性が高かったとしても、人と交渉したり目標を追ったりする仕事を続けたくないのであれば、無理に営業職を選ぶ必要はありません。
反対に、人気の高い職種だからという理由だけで、これまでの経験と接点の少ない仕事を第一志望にすると、選考で苦戦する可能性もあります。
未経験転職では、
「転職できそうか」
だけではなく、
「自分がその仕事を続けられそうか」
まで考えることが重要です。
次の章では、20代が未経験転職で職種を選ぶときに確認したい5つの基準について詳しく解説します。
20代が未経験転職で職種を選ぶ5つの基準
未経験から転職しやすい職種が分かっても、「結局、自分はどの職種を選べばよいのか」と迷う方もいるでしょう。
未経験転職では、採用されやすさだけで職種を決めるのはおすすめできません。
転職できたとしても、仕事内容や働き方が合わなければ、再び転職を考えることになる可能性があるからです。
職種を比較するときは、次の5つの基準から考えてみましょう。
① 未経験から採用される可能性があるか
まず確認したいのが、現在の自分の経験から現実的に応募できる職種なのかという点です。
「未経験から挑戦したい」という気持ちは大切ですが、職種によって企業が求める経験は異なります。
例えば、同じ未経験転職でも、
「営業経験はないが、販売職でお客様への提案をしてきた」
という人と、
「顧客と接する仕事をほとんど経験していない」
という人では、営業職へ応募したときにアピールできる内容が異なります。
また、「職種未経験歓迎」の求人でも、社会人経験や基本的なPCスキル、顧客対応経験などを求められる場合があります。
そのため、
「応募条件を満たしているか」だけではなく、「これまでの経験から採用するメリットを説明できるか」
まで考えることが重要です。
② これまでの経験を活かせるか
未経験転職では、今までの経験をすべてリセットして考える必要はありません。
むしろ、これまでの仕事と希望職種の共通点を探すことが重要です。
例えば、
販売・接客経験
→ 営業、人材、カスタマーサクセス
営業経験
→ IT営業、人材、カスタマーサクセス
事務経験
→ 別業界の事務、営業事務、ITサポート
など、職種が変わっても活かせる経験があります。
ここで重要なのは、職種名ではなく、「仕事の中で何をしてきたのか」を見ることです。
顧客対応、提案、調整、数値管理、後輩指導、業務改善など、自分が担当してきた業務を細かく分けると、別職種でも活かせる経験が見つかりやすくなります。
③ 仕事内容を続けられそうか
未経験転職では、「興味がある仕事」と「実際に続けられる仕事」を分けて考えることも大切です。
例えば、
「人と話すことが好きだから営業」
「パソコンを使う仕事がしたいから事務」
「SNSが好きだからWebマーケティング」
という理由だけでは、実際の仕事内容まで理解できているとは限りません。
営業には目標管理や顧客との交渉があります。
事務には正確な処理や細かな確認が求められます。
Webマーケティングでは数字を分析し、結果が出なければ改善を繰り返す必要があります。
仕事を選ぶときは、「楽しそうか」だけではなく、
その仕事で日常的に行う業務を、自分が続けられそうか
まで考えてみましょう。
④ 希望する働き方と合っているか
仕事内容だけではなく、働き方も職種選びの重要な基準です。
例えば、
土日休みを希望している
残業を減らしたい
転勤を避けたい
シフト勤務から働き方を変えたい
将来的に柔軟な働き方をしたい
など、人によって転職で実現したい条件は異なります。
ただし、「この職種なら必ず土日休み」「この業界なら残業が少ない」と一括りにすることはできません。
同じ職種でも、企業や業界によって働き方は変わります。
そのため、
職種を選ぶ段階では大きな方向性を考え、実際の求人では勤務条件を個別に確認する
という二段階で考えるとよいでしょう。
⑤ 3~5年後のキャリアにつながるか
未経験転職では、「今転職できるか」だけではなく、その仕事を数年間続けた後にどのような経験が残るのかも考えておきたいポイントです。
例えば、転職先で経験を積むことで、
より専門性の高い仕事へ進める
同じ職種で別業界へ転職できる
マネジメントを経験できる
別職種へキャリアを広げられる
といった可能性があります。
もちろん、20代の時点で将来のキャリアを完全に決める必要はありません。
ただ、
「入社すること」
だけをゴールにしてしまうと、数年後に再び「この仕事を続けてよいのだろうか」と悩む可能性があります。
未経験転職だからこそ、今の転職先が3~5年後の自分にどのような選択肢を残してくれるのかという視点を持っておきましょう。
また、「転職できそうな職種はいくつかあるけれど、自分がやりたい仕事が分からない」という場合は、無理に一つへ絞る必要はありません。
自分に合う職種を整理する方法については、「やりたい仕事がない20代の転職活動|職種選びで失敗しない方法」で詳しく解説しています。
職種を決められないまま求人を探している方は、あわせて参考にしてください。
経験別|20代未経験から狙いやすい職種の考え方
ここまで紹介してきたように、未経験転職では「どの職種が人気か」だけでなく、自分がこれまで何を経験してきたかを基準に考えることが重要です。
同じ20代でも、販売、接客、営業、事務など、これまで経験してきた仕事によって活かしやすい強みは異なります。
ここでは、代表的な経験ごとに職種の考え方を整理します。
販売・接客経験がある人
販売・接客経験がある人は、これまでの仕事で身につけたコミュニケーション力を別職種でも活かせる可能性があります。
例えば、
お客様の希望を聞く
商品やサービスを提案する
クレームや問い合わせに対応する
売上目標を意識する
店舗内で周囲と連携する
後輩を指導する
といった経験です。
こうした経験から、
営業職
人材業界
カスタマーサクセス
カスタマーサポート
などを検討できる場合があります。
特に「接客しか経験がない」と考えている人でも、仕事内容を細かく分解すると、顧客対応や提案など別職種でも評価される経験が見つかることがあります。
「販売・接客から離れたい」と考えている場合は、何が嫌なのかも整理しましょう。
仕事内容そのものではなく、シフト勤務や休日、立ち仕事などを変えたいのであれば、顧客対応経験を活かしながら働き方を変えられる職種を探す方法もあります。
営業経験がある人
営業経験がある人は、業界や職種を変える場合でも、これまでの経験を活かしやすい傾向があります。
例えば、
IT営業
人材業界
カスタマーサクセス
別業界の法人営業
などです。
営業で身につけた、
顧客の課題を聞く力
提案する力
数字を追う力
関係者と調整する力
顧客との関係を構築する力
は、さまざまな仕事で活かせる可能性があります。
「営業を辞めたい」と考えている場合でも、営業経験そのものを捨てる必要はありません。
例えば、新規開拓が合わなかったのであれば、既存顧客中心の仕事やカスタマーサクセスなど、これまでの経験を活かしながら仕事の性質を変える方法も考えられます。
「営業が嫌だった」のか、「今の会社の営業スタイルが合わなかった」のかを分けて考えることが大切です。
事務・バックオフィス経験がある人
事務やバックオフィスの経験がある人は、
PCを使った業務
書類作成
データ管理
電話・メール対応
社内外との調整
スケジュール管理
などを活かせる可能性があります。
例えば、
別業界の事務
営業事務
ITサポート
カスタマーサポート
などが候補になる場合があります。
「今とは違う仕事をしたい」と考えている場合も、すべての経験を捨てて完全にゼロから始める必要はありません。
これまでの業務の中で、
「人との調整が得意だった」
「数字やデータを扱うことが苦にならなかった」
「人をサポートする仕事が好きだった」
など、自分が得意だった業務を整理すると、次の職種を考えやすくなります。
特別なスキルがないと感じている人
「自分には特別なスキルがないから、未経験転職は難しい」
と考える20代もいます。
しかし、転職で活かせるものは資格や専門技術だけではありません。
例えば、
お客様への説明
電話対応
売上や数字の管理
後輩への指導
他部署との調整
クレーム対応
業務の改善
チームでの目標達成
なども仕事を通じて身につけた経験です。
大切なのは、
「自分にはスキルがない」
と決めてしまうのではなく、
これまでの仕事で何を任され、どのような場面で工夫し、何ができるようになったのか
を整理することです。
未経験転職では、現在の職種名と希望職種の名前が違っていても、仕事の中身には共通点がある場合があります。
自分の経験を細かく分解し、「次の仕事でも使えるものは何か」という視点から考えてみましょう。
「未経験歓迎」だけで求人を選ばない
希望する職種が見えてきたら、実際に求人を探すことになります。
ここで注意したいのが、「未経験歓迎」という言葉だけで応募先を決めないことです。
未経験者を募集している理由や入社後の仕事内容は企業によって異なります。
転職しやすそうだからという理由だけで応募すると、入社後に「思っていた仕事と違った」と感じる可能性があります。
求人を見るときは、少なくとも次のポイントを確認しましょう。
① なぜ未経験者を募集しているのか確認する
未経験者を募集していること自体が、問題というわけではありません。
企業が若手を採用して育成したい場合もあれば、事業拡大に伴って採用人数を増やしている場合もあります。
一方で、求人を見るときは、
「なぜ経験者ではなく未経験者まで募集しているのか」
という視点を持つことも大切です。
例えば、
採用後の教育体制が用意されている
若手を長期的に育成する方針がある
事業拡大によって人員が必要になっている
など、募集背景が分かると入社後をイメージしやすくなります。
求人情報だけで分からない場合は、面接で募集背景や配属後の育成方法を確認するのも一つの方法です。
② 仕事内容が具体的に書かれているか
「未経験から活躍できます」
「若手が活躍中」
「成長できる環境」
といった言葉だけでは、実際の仕事内容は分かりません。
求人を見るときは、
入社後に何を担当するのか
誰を相手に仕事をするのか
1日の仕事の流れ
目標や評価の方法
配属先
入社後に求められる役割
など、具体的な情報を確認しましょう。
仕事内容が分からないまま応募すると、自分が想像していた仕事と実際の業務に差が生まれやすくなります。
③ 研修制度だけで判断しない
未経験転職では、「研修充実」「教育制度あり」といった言葉に安心する方もいるでしょう。
研修制度は重要ですが、研修があるだけで自分に合った会社とは限りません。
確認したいのは、
どのような研修を行うのか
研修期間はどの程度か
配属後は誰が仕事を教えるのか
どのような流れで独り立ちするのか
といった具体的な内容です。
また、研修だけではなく、研修後にどのような仕事を担当するのかも確認しましょう。
転職の目的は研修を受けることではなく、その後に仕事を続けて経験を積むことだからです。
④ 給与・休日・残業などの労働条件も確認する
興味のある職種へ未経験から挑戦できる求人を見つけると、仕事内容ばかりに目が向いてしまうことがあります。
しかし、長く働くためには労働条件の確認も欠かせません。
例えば、
基本給
固定残業代の有無
賞与
年間休日
休日の曜日
残業時間
転勤の有無
勤務地
試用期間中の条件
などです。
「未経験から経験を積めるなら条件は何でもいい」と考えてしまうと、入社後に働き方のミスマッチが起こる可能性があります。
希望条件に優先順位をつけたうえで、無理なく働き続けられる求人なのかを確認しましょう。
⑤ 入社後のキャリアが想像できるか
最後に確認したいのが、その会社へ入社した後のキャリアです。
例えば、
「入社後はどのような仕事から始めるのか」
「数年経験すると何ができるようになるのか」
「その経験は次のキャリアにもつながるのか」
といった視点です。
未経験転職では、採用されることが最初の目標になりやすいですが、転職は入社したら終わりではありません。
20代で新しい職種へキャリアチェンジするからこそ、
「この会社に入れるか」だけではなく、「この会社でどのような経験を積めるか」
まで確認することが重要です。
また、未経験歓迎求人に限らず、求人票には仕事内容や給与、休日、固定残業代など、応募前に確認しておきたい情報があります。
求人票の具体的な見方については、「20代が転職で見るべき求人票のポイント|危ない求人の見分け方」で詳しく解説しています。
求人を見ても「どこを確認すればよいのか分からない」という方は、応募先を決める前にあわせて確認してみてください。
未経験転職では、「転職しやすい職種を知ること」と「自分に合った求人を選ぶこと」の両方が重要です。
職種が決まっても、求人の選び方を間違えれば、転職後のミスマッチにつながる可能性があります。
反対に、自分の経験や希望する働き方を整理したうえで求人を比較すれば、未経験でも転職先の選択肢を現実的に絞り込めます。
次の章では、希望する職種や求人の候補が見えてきた後に、未経験転職をどのような順番で進めればよいのかを解説します。
20代が未経験転職を成功させるための進め方
未経験転職では、最初から応募する職種を一つに決める必要はありません。
「何となく興味がある」という段階から求人へ応募するのではなく、自分の経験を整理し、候補となる職種を比較しながら少しずつ方向性を絞っていくことが大切です。
ここでは、20代が未経験転職を進めるときの基本的な流れを解説します。
① 今までの経験を棚卸しする
最初に行いたいのが、これまでの仕事の棚卸しです。
未経験転職というと、
「新しい仕事で何ができるか」
ばかり考えてしまいがちですが、その前に、
「今まで何をしてきたのか」
を整理しておきましょう。
例えば、
どのような仕事を担当してきたか
どのような人と関わってきたか
仕事で工夫したことは何か
周囲から評価されたことは何か
苦にならなかった仕事は何か
反対に、今後は避けたい仕事は何か
どのような働き方を希望しているか
などを書き出してみます。
大きな実績がなくても問題ありません。
未経験転職では、これまでの経験を細かく分解することで、新しい職種でも活かせるものが見つかることがあります。
② 候補となる職種を2~3つ程度に広げる
「未経験転職をするなら、一つの職種に絞った方がよいのでは?」
と考える方もいますが、転職活動を始める段階では候補を少し広めに持っておく方法もあります。
例えば、販売・接客経験がある人なら、
営業
人材業界
カスタマーサクセス
など、これまでの経験を活かせそうな職種をいくつか比較してみます。
実際に求人を見ることで、
「営業には興味がなかったけれど、既存顧客中心なら合いそう」
「カスタマーサクセスという仕事を初めて知った」
「事務を考えていたけれど、自分の経験なら別の職種も狙えそう」
など、新しい選択肢が見えてくることもあります。
最初から一つに決めつけず、自分の経験と接点のある職種を2~3つ程度比較してから絞ると、選択肢を狭めすぎずに転職活動を進めやすくなります。
③ 求人を見ながら必要な経験を確認する
候補となる職種が見つかったら、実際の求人を確認してみましょう。
ここでの目的は、すぐに応募することだけではありません。
求人を見ることで、
どのような経験が求められているか
未経験者に何を期待しているか
自分の経験で応募できそうか
どのような仕事内容が多いか
給与や休日などの条件はどうか
といった現実的な情報が分かります。
例えば、カスタマーサクセスに興味を持ったとしても、求人を見てみると法人営業経験を求める企業がある一方、販売や顧客対応経験を活かせる求人が見つかることもあります。
このように、職種のイメージだけで判断せず、実際の求人から転職の現実性を確認することが重要です。
④ 志望動機を「未経験だから挑戦したい」で終わらせない
未経験転職では、企業から、
「なぜ経験のない仕事へ転職したいのか」
を確認される可能性があります。
そのとき、
「興味があるから」
「新しいことに挑戦したいから」
だけでは、企業側が採用する理由としては弱くなってしまいます。
志望動機を考えるときは、
これまでの経験
↓
転職を考えた理由
↓
なぜその職種なのか
↓
今までの経験をどう活かせるのか
↓
今後どのように成長したいのか
という流れで整理すると、一貫性を作りやすくなります。
例えば、販売職からカスタマーサクセスを目指すのであれば、
「販売で顧客の希望を聞き、提案する仕事にやりがいを感じてきた。その経験を活かしながら、より継続的に顧客を支援する仕事へ挑戦したい」
というように、これまでの経験と希望職種をつなげて考えます。
未経験だからこそ、「なぜこの職種なのか」を自分の経験から説明できるようにすることが重要です。
⑤ 複数の企業を比較してから転職先を決める
希望する職種が決まった後も、一社だけを見て転職先を判断しないことが大切です。
同じ職種でも、企業によって、
仕事内容
顧客
教育体制
評価制度
給与
休日
残業
キャリアパス
などは異なります。
特に未経験転職では、
「未経験で採用してくれるなら、この会社に決めよう」
と考えてしまうことがあります。
しかし、採用されることだけを優先すると、入社後に仕事内容や働き方の違いに気づく可能性があります。
未経験から内定をもらえたとしても、条件や仕事内容を確認し、できるだけ複数の選択肢を比較したうえで判断しましょう。
どの職種を選べばよいか分からない20代はキャリアのトビラへ
ここまで読んでも、
「自分の経験から何を目指せるのか分からない」
「営業、事務、ITなど、どの職種が自分に合っているのか決められない」
「興味のある仕事はあるけれど、本当に未経験から転職できるのか知りたい」
という方もいるでしょう。
未経験転職で難しいのは、求人を探すことだけではありません。
自分の経験から、どの職種なら現実的に目指せるのかを整理することも重要です。
キャリアのトビラでは、20代・第二新卒の転職相談を中心に、これまでの経験や希望を整理しながら転職活動をサポートしています。
① 今の経験から狙える職種を一緒に整理できる
「特別なスキルがない」と思っていても、これまでの仕事を詳しく振り返ると、別職種でも活かせる経験が見つかることがあります。
例えば、
販売経験
→ 顧客への提案、売上管理、後輩指導
接客経験
→ ヒアリング、説明、クレーム対応
営業経験
→ 課題把握、提案、目標管理、顧客との関係構築
事務経験
→ PC操作、正確な処理、社内外との調整
などです。
キャリアのトビラでは、職種名だけで判断するのではなく、これまで担当してきた仕事内容を整理しながら、次の仕事で活かせる経験を一緒に考えていきます。
② 「転職しやすい仕事」だけではなく、30代につながる選択肢を考える
20代の未経験転職では、
「どこなら採用されそうか」
だけを基準に転職先を決める必要はありません。
大切なのは、転職した後にどのような経験を積み、その経験を将来どう活かしていくかです。
キャリアのトビラでは、目の前の内定だけをゴールにするのではなく、30代でどのような働き方やキャリアを目指したいのかを考え、そこから逆算して現在の選択肢を整理することを大切にしています。
もちろん、20代の時点で将来を完全に決める必要はありません。
「営業とITで迷っている」
「今の接客経験を活かしながら土日休みの仕事へ移りたい」
「未経験から挑戦できて、その後もキャリアを広げられる仕事を探したい」
など、現在考えている希望から整理していくこともできます。
③ 応募書類や面接まで一貫して相談できる
未経験転職では、希望職種を決めるだけでなく、
「なぜその職種へ転職したいのか」
「これまでの経験をどう活かせるのか」
を選考で伝える必要があります。
キャリアのトビラでは、
職種や求人の整理
応募書類の添削
面接対策
転職理由や志望動機の整理
など、応募から選考までサポートしています。
LINEでの相談にも対応しており、平日の夜や土日にも相談できます。
また、転職先が決まった後も、入社後のフォローを行っています。
未経験から転職したいものの、
「何を目指せばよいのか分からない」
「自分だけで職種を決めるのが難しい」
という20代の方は、一人で応募先を決めてしまう前に相談してみてください。
まとめ|20代の未経験転職は「入りやすさ」だけで職種を選ばない
20代は、これまで経験したことのない職種へ転職できる可能性があります。
営業、事務、IT系職種、Webマーケティング、人材業界、カスタマーサクセス、販売・サービス職など、未経験から検討できる選択肢もあります。
ただし、職種によって未経験からの転職難易度は異なります。
また、最も重要なのは、
「未経験から転職しやすい職種=自分にとって良い転職先」ではない
ということです。
職種を選ぶときは、
未経験から採用される可能性
これまでの経験を活かせるか
仕事内容を続けられそうか
希望する働き方と合っているか
3~5年後のキャリアにつながるか
という視点から考えてみましょう。
そして、求人を選ぶときは「未経験歓迎」という言葉だけで判断せず、仕事内容や募集背景、教育体制、給与、休日、入社後のキャリアまで確認することが大切です。
20代の未経験転職では、今までのキャリアをすべて捨ててゼロから始める必要はありません。
これまでの経験を細かく整理すると、別の職種でも活かせる強みが見つかることがあります。
「一番入りやすい仕事」を探すのではなく、「今の経験を活かしながら、これからのキャリアにつながる仕事」を探す。
この考え方を持って、自分に合った転職先を検討していきましょう。
FAQ|20代の未経験転職でよくある質問
20代なら未経験でも正社員に転職できますか?
20代でも、未経験職種へ正社員として転職できる可能性はあります。
ただし、職種や企業によって採用条件は異なるため、「20代ならどこでも転職できる」というわけではありません。
これまでの経験と希望職種の共通点を整理し、企業が求める人物像に合わせて応募先を選ぶことが重要です。
20代後半でも未経験職種へ転職できますか?
20代後半でも、未経験職種への転職は可能です。
ただし、社会人経験が長くなるほど、これまでの経験や転職理由、希望職種とのつながりを説明する重要性は高くなります。
「未経験だから何もアピールできない」と考えるのではなく、これまで身につけた経験を新しい職種でどう活かせるか整理しておきましょう。
未経験から転職しやすい職種は何ですか?
営業職や販売・サービス職などは、比較的未経験者向けの求人を探しやすい職種です。
一方、事務職やWebマーケティングなどは未経験者が応募できる求人があっても、応募者が多くなる場合があります。
また、IT業界でも営業やサポート系など、エンジニア以外の選択肢があります。
職種名だけで判断せず、自分の経験を活かせる求人があるか確認することが重要です。
未経験転職では資格を取ってから応募した方がいいですか?
希望職種によって異なります。
資格が応募条件になっている仕事であれば取得が必要ですが、資格よりも実務経験やコミュニケーション力、これまでの仕事で身につけた力を重視する求人もあります。
「未経験だからまず資格」と考えるのではなく、最初に希望職種の求人を確認し、企業が何を求めているのか調べてから必要な準備を決めるとよいでしょう。
やりたい仕事が決まっていなくても転職活動を始めて大丈夫ですか?
最初から一つの職種に決まっていなくても、転職活動を始めることはできます。
むしろ、求人を見たり、自分の経験を棚卸ししたりする中で、興味のある仕事が見つかることもあります。
ただし、方向性がまったくないまま大量に応募するのはおすすめできません。
まずはこれまでの経験や希望する働き方を整理し、候補となる職種を2~3つ程度考えながら求人を比較していきましょう。
<この記事から次に読むおすすめ記事>
未経験から挑戦したい職種が見えてきたら、次に考えたいのが、「その職種でどの会社を選ぶか」です。
同じ職種でも、任される仕事や教育体制、身につくスキル、数年後のキャリアは企業によって異なります。
未経験から転職するからこそ、「採用してもらえそうな会社」だけでなく、入社後に経験を積み、今後のキャリアにつなげられる会社かどうかまで確認することが大切です。
会社選びの具体的な考え方については、「20代で『成長できる会社』を選ぶには?求人票だけでは見えない判断基準」で詳しく解説しています。
未経験転職を「入社すること」で終わらせず、3~5年後のキャリアまで考えて転職先を選びたい方は、あわせてご覧ください。
