
楽天の採用情報はどこを見る?中途採用の職種・応募条件・選考対策を解説
2026年10月09日 15:33
「楽天へ転職するには、どの採用ページを見ればよいのか」「20代や第二新卒でも中途採用に応募できるのか」と気になっている方もいるでしょう。
楽天グループには、インターネットサービスだけでなく、金融、モバイル、広告、旅行、物流など幅広い事業があります。
募集職種も営業、企画、マーケティング、エンジニア、クリエイティブ、管理部門など多岐にわたります。
そのため、「楽天に入りたい」という希望だけでは、応募先を十分に絞れません。
同じ楽天の名称が付く求人でも、事業、所属会社、配属組織、仕事内容、応募条件が異なります。
この記事では、楽天の採用情報の探し方、中途採用で募集される主な職種、英語力の考え方、20代が応募前に準備したいことを解説します。
30秒でわかるこの記事の結論
楽天の採用情報を探すときは、新卒採用と中途採用を分け、次に職種と事業を絞ります。
中途採用では、主に次の分野から求人を検索できます。
ビジネス職
エンジニア職
クリエイティブ職
コーポレート職
求人ごとに、必要な実務経験、英語力、勤務地、所属組織が異なります。
楽天の知名度やサービスへの親しみだけで応募するのではなく、「どの事業で」「どの職種として」「自分のどの経験を活かすのか」まで整理することが重要です。
英語についても、楽天だからすべての求人に同じ基準が適用されると決めつけず、応募する求人の必須条件と入社後の利用場面を確認しましょう。
楽天の採用情報は新卒と中途で分かれている
楽天グループの「採用情報」には、新卒採用と中途採用の入口が用意されています。
まずは、自分がどちらの採用区分に該当するかを確認してください。
新卒採用
新卒採用では、主に卒業予定者などを対象として、ビジネス職やエンジニア職の募集が行われます。
募集年度、入社時期、応募資格は採用ページで確認します。
すでに就業経験がある場合でも、経歴によって新卒採用へ応募できる可能性が示されていることがあります。
ただし、自分で判断して新卒と中途の両方へ無計画に応募するのではなく、公式FAQや募集要項を確認しましょう。
中途採用
中途採用は、これまでの実務経験を活かして特定のポジションへ応募する採用が中心です。
楽天の「中途採用ページ」では、職種や事業・組織から求人を探せます。
中途採用では、会社へ一括して応募するのではなく、具体的な求人を選んで応募することが基本です。
同じ営業職やマーケティング職でも、所属する事業によって顧客、商品、目標、必要な経験が異なります。
楽天グループ各社の採用
検索結果には、楽天グループ株式会社だけでなく、楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券など、グループ各社の採用情報が表示されることがあります。
求人を確認するときは、次の項目を見ましょう。
雇用主となる会社
配属予定の組織
出向の有無
勤務地
適用される人事制度や福利厚生
サービス名だけを見て、雇用主を楽天グループ株式会社だと思い込まないことが大切です。
楽天の中途採用で募集される主な職種
楽天の中途採用ページでは、求人をビジネス、エンジニア、クリエイティブ、コーポレートなどの職種から探せます。
ここでは、それぞれの仕事を見るときのポイントを整理します。
ビジネス職
ビジネス職には、戦略・経営企画、新規事業企画、サービス企画、営業、コンサルタント、マーケティング、PR、データ分析、カスタマーサポート、運用管理などが含まれます。
同じビジネス職でも、仕事内容は大きく異なります。
例えば営業であれば、楽天市場の出店店舗を支援する仕事、広告主へ提案する仕事、法人向けサービスを扱う仕事などが考えられます。
応募するときは、「営業経験があります」だけではなく、次の内容を整理しましょう。
誰に提案していたか
どのような商品やサービスを扱っていたか
新規営業と既存営業の割合
どのような目標を持っていたか
課題をどのように把握したか
提案後にどのような支援をしたか
求人で求められる顧客や業務と、自分の経験の接点を示す必要があります。
エンジニア職
エンジニア職では、アプリケーション開発、インフラ、セキュリティ、データ、AI、プロダクトマネジメントなど、さまざまな求人があります。
応募条件を見るときは、使用したプログラミング言語だけで判断しないようにしましょう。
担当した開発工程
システムやサービスの規模
チーム内での役割
設計や要件定義の経験
運用や改善の経験
英語を使用する場面
これらを確認します。
求人によっては、特定の技術経験だけでなく、関係者との調整やプロジェクト推進の経験が求められます。
クリエイティブ職
クリエイティブ職では、デザイン、UX、コンテンツ制作、ディレクションなどに関する求人が見つかることがあります。
制作物の見た目だけではなく、課題、対象ユーザー、自分の担当範囲、改善結果を説明できるようにします。
ポートフォリオを提出する場合は、完成物だけでなく、どのような意図で設計し、チーム内で何を担当したのかが伝わる構成にしましょう。
コーポレート職
コーポレート職には、人事、経理、法務、総務、内部監査、コンプライアンスなどがあります。
同じ職種の経験があっても、会社規模や事業数によって担当範囲が異なります。
人事なら採用人数や担当工程、経理なら決算や連結業務、法務なら契約審査や事業支援など、実務の範囲を具体化してください。
「大手企業の管理部門で働きたい」という希望だけでなく、どの専門性を活かし、何を担当したいかを考えます。
楽天の求人は職種と事業の両方から探す
楽天では複数の事業が展開されているため、職種だけでなく、事業・組織から求人を探すことも重要です。
サービス名だけで選ばない
普段使っているサービスであれば、仕事にも興味を持ちやすいでしょう。
しかし、「楽天市場が好き」「楽天カードを使っている」という理由だけでは、志望動機として十分ではありません。
利用者として感じる魅力と、その事業で社員として担う仕事は異なります。
サービスの顧客、収益の仕組み、競合、今後の課題を調べたうえで、自分がどの役割で関わりたいのかを考えましょう。
同じ職種でも事業によって仕事が変わる
マーケティング職を例にすると、EC、金融、旅行、モバイルでは、対象ユーザー、扱うデータ、施策、規制などが異なります。
営業職でも、出店店舗への支援と、大企業への法人提案では必要な経験が変わります。
求人タイトルが同じように見えても、仕事内容と応募条件を一件ずつ確認してください。
出向を含む求人を確認する
中途採用の求人には、グループ会社への出向が記載されている場合があります。
その場合は、雇用主、実際の勤務先、担当業務、適用される制度を確認します。
求人タイトルにサービス名やグループ会社名が含まれているだけで判断せず、求人本文の所属先を読みましょう。
求人票全体を確認する方法は、「20代が転職で見るべき求人票のポイント|危ない求人の見分け方」もあわせて参考にしてください。
楽天の採用で英語力はどの程度必要なのか
楽天は社内公用語として英語を使用していることで知られています。
そのため、「TOEICの点数が低いと応募できないのではないか」と不安に感じる方もいるでしょう。
英語要件は、採用区分、会社、職種、求人によって確認する必要があります。
すべての求人を同じ基準で判断しない
インターネット上では「楽天はTOEIC何点が必要」と一つの数字で説明されることがあります。
しかし、応募条件は求人ごとに異なる可能性があります。
公式求人に記載された必須条件と歓迎条件を優先してください。
グループ会社独自の基準が示されている場合もあります。
楽天グループ株式会社と楽天モバイルなどの情報を混同しないようにしましょう。
点数だけでなく業務での利用場面を見る
求人に英語力の記載がある場合は、資格スコアだけでなく、実際にどの場面で使うのかを確認します。
英文資料を読む
メールやチャットで連絡する
海外のメンバーと会議をする
英語で交渉や提案をする
多国籍のチームを管理する
必要な英語力は業務によって異なります。
資格スコアが高くても実務経験を説明できない場合があり、反対に、スコア以外の方法で業務経験を伝えられる求人もあります。
英語力に不安がある場合
まずは応募したい求人の条件を確認します。
必須条件を満たしていない場合は、条件を無視して応募数を増やすのではなく、別の求人を探すか、英語力を身につけてから挑戦するかを考えましょう。
英語だけを強みにするのではなく、営業、マーケティング、開発、経理などの実務経験と組み合わせることも重要です。
楽天へ入社することを目的にせず、英語と職種経験をどのような仕事で活かしたいかを整理してください。
20代・第二新卒でも楽天の中途採用へ応募できるのか
20代であることだけを理由に、応募できないとは限りません。
一方で、若さや意欲だけで採用されると考えるのも現実的ではありません。
中途採用では、実務経験を通じたスキルを期待される求人が中心です。
楽天の中途採用FAQでは、即戦力として活躍できる人を前提としながら、未経験や異業種から応募可能なポジションもあると説明されています。
第二新卒は応募区分を確認する
就業経験が短い場合は、新卒採用と中途採用のどちらが対象になるか迷うことがあります。
楽天の新卒採用FAQでは、職務経歴3年未満の場合に新卒採用へ応募できる旨が案内されています。
ただし、対象年度や職種などの条件もあるため、最新の募集要項を確認してください。
「第二新卒だから必ず新卒採用」「社会人経験があれば必ず中途採用」と自己判断しないことが大切です。
経験年数だけでなく担当内容を整理する
社会人経験が短くても、担当した仕事を具体的に伝えることはできます。
何を担当したか
どのような目標があったか
どのように行動したか
何を改善したか
何ができるようになったか
経験を大きく見せるのではなく、短い期間で取り組んだ事実を整理しましょう。
大手企業への転職という理由だけで選ばない
楽天は知名度の高い企業ですが、大手企業へ入ること自体を転職のゴールにしないようにしましょう。
組織が大きいからこそ、所属する事業や部署によって仕事内容が異なります。
担当範囲、意思決定の進め方、評価方法なども確認する必要があります。
楽天の求人へ応募する前に確認すること
求人を見つけても、すぐに応募ボタンを押すのではなく、応募条件と自分の経験を照合しましょう。
雇用主・所属・勤務地
楽天グループ株式会社の採用なのか、グループ会社の採用なのか、出向を伴うのかを確認します。
勤務地も求人ごとに異なります。
楽天クリムゾンハウス以外の拠点や、国内外で勤務する可能性が記載されている場合があります。
現在の勤務地だけでなく、将来的な異動や転勤についても確認しましょう。
必須条件と歓迎条件
求人票では、必須条件と歓迎条件を分けます。
必須条件を満たしていない場合は、近い経験で代替できるのか、応募対象外なのかを慎重に判断します。
歓迎条件をすべて満たしていなくても応募できる求人はありますが、自分の強みがどこにあるかを説明する必要があります。
仕事内容と期待される役割
業務内容を読み、入社直後に何を任されるのかを考えます。
「企画」「マーケティング」などの言葉だけに魅力を感じるのではなく、実際の業務に数字の管理、営業、社内調整、資料作成、運用改善などが含まれるかを確認してください。
給与と労働条件
求人の想定給与は、経験や役割によって幅が設けられている場合があります。
上限額だけを見て判断せず、基本給、賞与、固定残業代、勤務時間、休日、試用期間などを確認します。
楽天の中途採用FAQでは、個別の具体的な労働条件は内定時のオファーレターで知らせると案内されています。
応募時の求人票だけでなく、内定後の書面で最終条件を確認しましょう。
楽天の中途採用で準備したい選考対策
選考方法は求人によって異なりますが、書類や面接では、応募するポジションとの接点を具体的に伝える必要があります。
応募する事業とサービスを調べる
楽天グループ全体の会社概要だけでなく、応募する事業を調べます。
どのような顧客を対象としているか
どのような価値を提供しているか
どのような方法で収益を得ているか
競合サービスは何か
現在どのような課題が考えられるか
調べた情報を並べるだけでなく、自分が担当する仕事と結びつけましょう。
転職理由と志望動機をつなげる
「有名企業だから」「サービスを使っているから」だけでは、なぜその求人を選ぶのかが伝わりません。
次の流れで整理します。
1.現職で感じている課題
2.転職によって変えたいこと
3.楽天のその事業・職種を選ぶ理由
4.活かせる経験
5.入社後に取り組みたいこと
応募先が変わっても使える文章ではなく、そのポジションを選んだ理由を入れてください。
実績を数字と行動に分ける
売上、契約件数、改善率などの数字がある場合は、前提と一緒に伝えます。
数字だけでなく、どのような課題を見つけ、何を変え、周囲とどう連携したかを説明しましょう。
大きな実績がない場合も、担当業務、工夫、改善、身についた能力を具体化できます。
転用できる経験を探す
異業種から応募する場合は、前職と楽天の仕事を無理に同じものとして扱わないようにします。
顧客への提案、数値管理、関係者との調整、業務改善、データ分析など、職種を越えて活かせる経験を探します。
そのうえで、入社後に新しく学ぶ必要がある内容も認識していることを伝えましょう。
楽天から内定が出たときに確認したいこと
内定が出ても、知名度だけで承諾を決めないことが大切です。
オファーレターや労働条件通知書を確認し、選考で聞いた内容と一致しているかを見ます。
配属先と担当業務
応募した求人と、実際の配属先や業務が一致しているかを確認します。
配属後に担当するサービス、チーム、役割について、不明な点があれば承諾前に質問してください。
給与と評価
基本給、賞与、手当、試用期間中の条件を確認します。
入社時の給与だけでなく、どのような成果や能力が評価され、次の役割につながるのかも聞いておきましょう。
英語を使う場面
英語力が必要と説明された場合は、入社後にどのような場面で使うのかを確認します。
学習支援制度の有無だけでなく、会議、資料、日常のコミュニケーションで求められる水準を把握します。
今後積める経験
20代では、入社時の会社名や年収だけでなく、数年後に何ができるようになるかも重要です。
大きな事業に関われることと、自分の専門性が身につくことは同じではありません。
自分が担当する範囲と、将来広げられる役割を確認しましょう。
楽天への応募を含めて転職先に迷ったら相談する
楽天の採用情報には多くの求人があり、同じ職種でも事業やポジションによって仕事内容が異なります。
自分の経験でどの求人を狙えるのか、大手企業だけに絞るべきか、一人では判断しにくいこともあるでしょう。
「キャリアのトビラ」では、20代・第二新卒の転職活動に特化した転職支援を行っています。
これまでの経験と希望を整理し、会社名だけではなく、仕事内容、身につく経験、30代で目指したい姿から応募先を一緒に考えます。
また、求人については、仕事内容や応募条件を確認しながら応募先を検討し、書類添削や面接対策を行います。
楽天を含む大手企業への転職可能性と、ほかに検討すべき選択肢を整理したい方は、キャリアのトビラへご相談ください。
まとめ
楽天の採用情報を見るときは、新卒採用と中途採用を分け、応募する会社、事業、職種、ポジションを確認しましょう。
中途採用では、ビジネス、エンジニア、クリエイティブ、コーポレートなど幅広い職種があります。
応募前に確認したいポイントは次のとおりです。
雇用主となる会社
所属する事業と組織
仕事内容と期待される役割
必須条件と歓迎条件
英語力の条件と使用場面
勤務地や出向の有無
給与、勤務時間、福利厚生
数年後に身につく経験
知名度やサービスへの親しみだけでなく、自分の経験をどの仕事で活かせるのかを考えることが重要です。
楽天へ入社することだけを目的にせず、その仕事を通じて何ができるようになり、30代のキャリアへどうつながるのかまで整理して応募を判断しましょう。
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