
20代で仕事を辞めたいけど次がない|後悔しない行動手順
2026年08月20日 12:34
「仕事を辞めたい。でも、次の仕事は決まっていない。」
「このまま退職したら後悔するかもしれない。」
「生活や転職活動のことを考えると、一歩踏み出せない。」
20代で働いていると、このような悩みを抱えることは珍しくありません。
実際、「仕事を辞めたい」という気持ちと、「次がないから辞められない」という不安の間で、何か月も悩み続ける方もいます。
しかし、「次が決まっていない状態=辞めてはいけない」とは限りません。
一方で、感情だけで退職を決めてしまうと、焦って転職先を選んでしまい、同じ悩みを繰り返す可能性もあります。
大切なのは、「辞める」「辞めない」のどちらかを急いで決めることではなく、自分の状況を整理し、後悔しない判断をすることです。
この記事では、
次が決まっていなくても退職を考えてよいケース
今は退職を急がない方がよいケース
辞める前に準備しておきたいこと
後悔しない転職活動の進め方
を、20代の転職という視点から分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、「今の自分は何を優先すべきか」が整理でき、次に取るべき行動が見えてくるはずです。
あなたは今、このような状況ではありませんか?
次の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。
□ 毎日のように「仕事を辞めたい」と考えている
□ 次の仕事が決まっていないことが不安で退職できない
□ 今の仕事を続けるべきか、転職すべきか判断できない
□ 生活費や転職活動のことを考えると、一歩踏み出せない
□ 誰にも相談できず、一人で悩み続けている
2つ以上当てはまる場合は、焦って結論を出す前に、一度状況を整理することをおすすめします。
この記事では、退職を急ぐべきケースと慎重に考えるべきケースの違い、そして後悔しないための準備や行動手順を分かりやすく解説します。
【30秒でわかるこの記事の結論】
次が決まっていなくても、退職を選んだ方がよいケースはある
ただし、勢いだけで退職を決めることは避けるべき
後悔しないためには「辞める理由」と「転職の目的」を整理することが大切
退職前に準備をしておくことで、不安を減らしながら転職活動を進められる
次が決まっていなくても退職してよいケースとは?
「転職先が決まってから辞めるべき」とよく言われますが、すべての人に当てはまるわけではありません。
心身の健康や働く環境によっては、退職を優先した方がよいケースもあります。
一方で、「今の仕事が嫌だから」という理由だけで勢いよく辞めてしまうと、転職活動を焦って進めることになり、入社後に後悔する可能性もあります。
まずは、自分がどちらの状況に当てはまるのかを整理してみましょう。
退職を優先した方がよいケース
次のような状況であれば、転職先が決まる前でも退職を検討する価値があります。
心身の不調が続き、仕事を続けることが難しい
長時間労働やハラスメントなど、改善が期待できない職場環境である
日常生活に支障が出るほど強いストレスを感じている
このような場合は、「働き続けること」よりも、自分の健康や生活を守ることを優先することが大切です。
退職を急がない方がよいケース
一方で、次のような場合は、一度立ち止まって考えることをおすすめします。
仕事で一時的に落ち込んでいる
異動や部署変更などで状況が改善する可能性がある
「辞めたい理由」が自分でも整理できていない
感情だけで退職を決めるのではなく、「なぜ辞めたいのか」「転職で何を変えたいのか」を整理すると、後悔のない判断につながります。
「辞めてもよいケース」と「今は慎重に考えた方がよいケース」が分かったら、次は退職を決める前に準備しておきたいことを確認しましょう。
準備をしてから行動することで、焦って転職先を決めてしまうリスクを減らし、自分に合った仕事を選びやすくなります。
仕事を辞める前に準備しておきたい3つのこと
「もう辞めたい」と思うほどつらい状況では、すぐに退職届を出したくなることもあるでしょう。
しかし、勢いで退職してしまうと、焦って転職先を決めてしまったり、生活への不安が大きくなったりする可能性があります。
後悔しないためには、退職前に最低限の準備をしておくことが大切です。
ここでは、20代が仕事を辞める前に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。
①「なぜ辞めたいのか」を整理する
最初に行いたいのは、「辞めたい理由」を整理することです。
例えば、
人間関係がつらい
残業が多すぎる
給与に納得できない
仕事が自分に合っていない
将来のキャリアが見えない
など、人によって理由はさまざまです。
ここで大切なのは、
「辞めたい理由」と「転職で実現したいこと」は同じではない
ということです。
例えば、
「残業が多いから辞めたい」という理由なら、
転職先では
「残業時間が少ない会社」
を選ぶ必要があります。
「人間関係がつらい」という理由なら、
職場環境や企業文化を重視して企業を選ぶ必要があります。
辞める理由を整理すると、転職先に求める条件も見えてきます。
② お金と生活の見通しを立てる
次が決まっていない状態で退職する場合は、生活面も考えておきましょう。
例えば、
現在の貯金で何か月生活できるか
毎月必要な生活費はいくらか
失業給付の対象になるか
家族のサポートを受けられるか
などを確認しておくと、不安を減らしながら転職活動を進められます。
「何とかなるだろう」と考えて退職するのではなく、現実的な見通しを持って行動することが大切です。
③ 転職活動は退職前から始める
「辞めてから考えよう」と思う方もいますが、可能であれば、退職前から情報収集を始めることをおすすめします。
例えば、
求人を見てみる
どのような職種があるか調べる
転職市場を知る
自分の経験が活かせそうな仕事を探す
これだけでも、退職後の不安は大きく変わります。
すぐに応募する必要はありません。
まずは情報を集めることで、「辞めた後にどう動けばよいか」が具体的にイメージできるようになります。
「辞めたい気持ちはあるけれど、退職すること自体が怖くて動けない…」
そのように感じている方も少なくありません。
退職への不安が大きく、一歩踏み出せない場合は、「20代で会社を辞めるのが怖い|不安を減らす転職活動の進め方」もあわせてご覧ください。
不安の正体を整理し、転職活動を前向きに進めるための考え方を詳しく解説しています。
退職前の準備ができたら、次に気になるのは
「次が決まっていない状態で転職活動は本当にうまくいくのか」
という点ではないでしょうか。
次の章では、次が決まっていないまま退職した場合のメリット・デメリットと、後悔しないための転職活動の進め方について詳しく解説します。
次が決まっていないまま退職するメリット・デメリット
「転職先を決めてから辞めるべき」という意見もあれば、「まずは辞めてから落ち着いて転職活動をした方がよい」という意見もあります。
実際には、どちらが正しいというわけではありません。
大切なのは、自分の状況に合った選択をすることです。
ここでは、次が決まっていない状態で退職するメリットとデメリットを整理してみましょう。
メリット① 心と体を休めながら転職活動ができる
仕事が原因で心身ともに疲れている場合は、一度仕事から離れることで気持ちを整理しやすくなります。
例えば、
十分な睡眠を取れる
転職活動に集中できる
将来について落ち着いて考えられる
など、在職中には難しかったことができるようになります。
特に、長時間労働や強いストレスが続いている場合は、無理をして働き続けるよりも、一度リセットした方が良いケースもあります。
メリット② 応募できる求人の幅が広がる
在職中は、仕事との両立が難しく、応募できる企業が限られることもあります。
一方で、退職後であれば、
平日の面接日程を調整しやすい
複数社の選考を並行しやすい
短期間で転職活動を進められる
といったメリットがあります。
ただし、焦って応募数だけを増やすのではなく、自分に合った企業を見極めることが大切です。
デメリット① 焦って転職先を決めてしまう可能性がある
収入がない期間が続くと、
「早く仕事を決めなければ」
という気持ちが強くなり、本来であれば応募しなかった企業へ入社してしまうケースがあります。
その結果、
入社後に「前職と変わらなかった」
また早期離職してしまった
ということも少なくありません。
だからこそ、退職前に「転職で何を実現したいのか」を整理しておくことが重要です。
デメリット② 空白期間が長くなることもある
転職活動が長引くと、職歴に空白期間ができる場合があります。
ただし、20代では数か月程度の空白期間だけで不利になるとは限りません。
採用担当者が知りたいのは、「なぜ空白期間ができたのか」と「その期間をどのように過ごしたのか」です。
資格取得の勉強や自己分析、転職活動など、目的を持って行動していたことを説明できれば、必要以上に心配する必要はありません。
後悔しないための転職活動の進め方
次が決まっていない状態で退職する場合は、「何となく転職活動を始める」ことを避けましょう。
ここでは、後悔しないために意識したい3つのポイントをご紹介します。
転職の軸を決めてから求人を探す
求人を見る前に、
「次の会社では何を変えたいのか」
を整理しましょう。
例えば、
残業を減らしたい
年収を上げたい
人間関係の良い職場で働きたい
将来につながる仕事がしたい
など、優先順位を決めることで、求人選びの判断基準が明確になります。
応募数だけでなく企業選びも大切にする
転職活動では、応募数を確保することも必要ですが、「どこでも良い」と考えてしまうのは避けたいところです。
企業研究や求人票の確認を行い、
求められる仕事内容
働き方
キャリアアップの可能性
などを確認しながら、自分に合う企業を選びましょう。
相談できる相手を作る
転職活動は、一人で進めるほど判断に迷いやすくなります。
客観的な意見をもらうことで、
考え方を整理できる
自分では気付かなかった選択肢が見つかる
焦って転職先を決めるリスクを減らせる
といったメリットがあります。
転職活動に不安がある場合は、一人で抱え込まず、信頼できる人や転職支援サービスへ相談することも選択肢の一つです。
ここまで、次が決まっていない状態で退職する場合の考え方や、後悔しないための進め方について解説しました。
最後の章では、この記事の内容を振り返るとともに、「一人で判断するのが難しい」と感じたときに意識したいことや、20代の転職相談についてご紹介します。
仕事を辞めたい気持ちだけで判断せず、「次の一歩」を考えることが大切
「仕事を辞めたい」と感じることは、決して珍しいことではありません。
しかし、「辞めたい」という気持ちだけで退職を決めてしまうと、転職活動を焦って進めてしまい、結果として同じような悩みを繰り返す可能性があります。
一方で、心身の不調が続いていたり、明らかに働き続けることが難しい環境であれば、退職を優先した方がよいケースもあります。
大切なのは、
なぜ辞めたいのか
転職で何を変えたいのか
今の自分に必要な準備は何か
を整理したうえで判断することです。
「辞めるか」「辞めないか」の二択で考えるのではなく、後悔しないために今できる行動から始めることが、納得のいく転職につながります。
一人で判断が難しいと感じたら、相談するという選択肢もある
仕事を辞めるかどうかは、人生に関わる大きな決断です。
だからこそ、不安や迷いを一人で抱え込み、焦って結論を出す必要はありません。
キャリアのトビラでは、20代・第二新卒を中心に、
今の会社を辞めるべきか迷っている
転職した方がよいのか判断できない
自分に合う仕事や働き方を整理したい
といった段階から相談を受けています。
「転職する」と決めていなくても構いません。
まずは現状を整理し、これからどのような選択肢があるのかを一緒に考えることも、転職活動の大切な一歩です。
「まだ相談するほどではないかもしれない」と感じている方でも、不安や疑問を整理することで、次に取るべき行動が見えてくることがあります。
よくある質問(FAQ)
Q. 次の仕事が決まっていなくても退職して大丈夫ですか?
状況によります。
心身の健康に影響が出ている場合や、働き続けることが難しい環境であれば、退職を優先した方がよいケースもあります。一方で、生活費や転職活動の準備ができていない場合は、在職中に情報収集を始めることも選択肢です。
Q. 20代で空白期間ができると不利になりますか?
数か月程度の空白期間だけで不利になるとは限りません。
大切なのは、その期間をどのように過ごし、面接で説明できるかです。転職活動や自己分析、資格取得など、目的を持って行動していたことを伝えられるようにしておきましょう。
Q. 次が決まっていない状態で転職活動を始める人は多いですか?
在職中に活動する人もいれば、退職後に集中して活動する人もいます。
どちらが良いかは、現在の仕事の状況や心身の状態、生活面などによって異なります。自分の状況に合った進め方を選ぶことが大切です。
Q. 転職するかどうか迷っている段階でも相談できますか?
はい。
転職を前提とした相談だけでなく、「今は転職すべきか」「もう少し今の会社で頑張るべきか」といった相談も可能です。まずは状況を整理し、自分にとって納得できる選択肢を考えることが大切です。
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「20代でキャリアがわからない|転職前に整理すべき3つの軸」では、自分に合う仕事や働き方を見つけるための考え方や、転職活動で迷わないための軸の作り方を詳しく解説しています。
