
20代未経験からカスタマーサクセスへ転職する方法|営業・接客経験の活かし方
2026年10月08日 12:51
「営業経験を活かしながら、別の仕事に挑戦したい」
「接客経験を活かせる仕事として、カスタマーサクセスが気になっている」
このように考えている20代の方もいるでしょう。
カスタマーサクセスは、商品やサービスを導入した顧客に対して、活用支援や課題解決を行い、顧客が目的を達成できるように支援する仕事です。
特にSaaSなどのサービスを提供する企業で募集されることがあり、20代であれば未経験から応募できる求人もあります。
営業や販売・接客で身につけた、顧客の課題を聞く力や提案力を活かせる場合もあります。
ただし、
「顧客対応の仕事だから営業・接客経験があれば大丈夫」
と考えるのはおすすめできません。
カスタマーサクセスは、問い合わせに対応するだけではなく、顧客へ能動的に働きかけ、サービスの活用や継続利用につなげていく仕事です。
企業によっては、アップセルやクロスセルなどを担当することもあります。
この記事では、
・20代未経験でもカスタマーサクセスへ転職できるのか
・カスタマーサクセスの仕事内容
・営業経験をどう活かせるのか
・販売・接客経験をどう活かせるのか
・未経験から転職するために必要な準備
・求人を選ぶときのポイント
まで順番に解説します。
カスタマーサクセスへの転職を検討している方は、自分の経験や適性と照らし合わせながら参考にしてください。
30秒でわかるこの記事の結論
20代未経験からカスタマーサクセスへ転職することは可能です。
特に営業や販売・接客などで、
・顧客の希望や課題を聞く
・相手に合わせて提案する
・目標を意識して行動する
・継続的に顧客と関係を築く
といった経験がある人は、カスタマーサクセスとの接点を見つけられる場合があります。
ただし、カスタマーサクセスは単なる「顧客対応」ではありません。
顧客がサービスを活用して成果につなげられるように、
課題を把握する
↓
必要な活用方法を提案する
↓
利用状況を確認する
↓
課題があれば改善を支援する
↓
継続利用につなげる
といった役割を担います。
未経験から目指すなら、まず仕事内容を理解し、これまでの経験のどこを活かせるのか整理することから始めましょう。
20代未経験でもカスタマーサクセスへ転職できる?
20代であれば、未経験からカスタマーサクセスを目指すことは可能です。
実際に、カスタマーサクセス経験を必須とせず、営業や販売・接客などの経験を活かせる求人もあります。
一方で、企業によって求める経験や仕事内容は異なります。
「未経験歓迎」という言葉だけで判断せず、自分の経験との接点や実際の業務内容を確認することが大切です。
未経験から応募できる求人はある
カスタマーサクセスには、職種未経験から応募できる求人があります。
特に20代では、カスタマーサクセスそのものの経験だけでなく、
・顧客対応経験
・営業経験
・販売・接客経験
・提案経験
・目標に向かって行動した経験
などを活かせる場合があります。
そのため、
「カスタマーサクセスを経験したことがないから応募できない」
と最初から諦める必要はありません。
ただし、求人によっては法人営業経験やIT・SaaS業界の経験などを求める場合もあります。
応募条件を確認したうえで、自分の経験を活かせる求人を探しましょう。
営業・販売・接客経験を活かせる場合がある
カスタマーサクセスでは、顧客の状況を理解し、必要な提案を行います。
そのため、営業や販売・接客で身につけた経験との共通点があります。
例えば営業経験なら、
・顧客の課題を聞く
・課題に合った提案をする
・目標を意識して行動する
・顧客と継続的な関係を築く
といった経験です。
販売・接客経験なら、
・顧客の希望を聞く
・相手に合わせて説明する
・顧客の反応を見ながら提案を変える
といった経験があります。
もちろん、営業や接客とカスタマーサクセスは同じ仕事ではありません。
重要なのは、前職で身につけた力のうち、カスタマーサクセスでも活かせる部分を見つけることです。
未経験歓迎でも仕事内容の理解は必要
未経験から応募できる求人があるからといって、仕事内容を知らないまま転職活動を始めるのは避けたいところです。
特に、
「営業より数字を追わなくてよさそう」
「問い合わせに対応する仕事だと思っていた」
というイメージだけで判断しないようにしましょう。
カスタマーサクセスでは、顧客の利用状況や継続率などを確認しながら、サービスを活用してもらうための支援を行います。
企業によっては、契約更新や追加提案に関わることもあります。
そのため、営業から転職したい人も、
「営業を辞めたいからカスタマーサクセス」
と考えるのではなく、営業の何を変えたいのか、カスタマーサクセスのどの部分に興味を持っているのかまで整理しておきましょう。
カスタマーサクセスとはどんな仕事?
カスタマーサクセスは、商品やサービスを契約した顧客に対して、そのサービスを活用し、目的を達成できるよう支援する仕事です。
企業やサービスによって担当範囲は異なりますが、契約後の顧客と継続的に関わることが大きな特徴です。
ここでは代表的な仕事内容を見ていきましょう。
① サービス導入時のオンボーディング
顧客が新しいサービスを導入した直後に、スムーズに利用を始められるよう支援することをオンボーディングと呼びます。
例えば、
・サービスの使い方を説明する
・初期設定を支援する
・顧客の利用目的を確認する
・導入後の進め方を提案する
などです。
サービスを契約しても、顧客が使い方を理解できなければ十分に活用されない可能性があります。
そのため、導入直後から顧客がサービスを使える状態を作ることも、カスタマーサクセスの重要な役割です。
② 導入後の活用支援・課題解決
サービスを使い始めたあとも、顧客の利用状況を確認しながら支援します。
例えば、
「一部の機能しか使われていない」
「導入したものの社内で活用が進んでいない」
といった状況があれば、原因を確認して活用方法を提案します。
単にサービスの操作方法を説明するだけではなく、
顧客が何を実現したくてサービスを利用しているのか
を理解することが重要です。
そのため、顧客の課題を聞き、それに合わせて提案してきた営業経験などを活かせる場合があります。
③ 継続利用に向けたフォロー
カスタマーサクセスでは、顧客にサービスを継続して利用してもらうことも重要です。
顧客がサービスを十分に活用できず、期待していた成果を得られなければ、契約を継続しない可能性があります。
そこで、
・利用状況を確認する
・困っていることを聞く
・活用方法を提案する
・必要に応じて社内の担当者と連携する
などの支援を行います。
問題が発生してから対応するだけではなく、顧客が困る前に状況を把握して働きかけることもカスタマーサクセスの特徴です。
④ アップセル・クロスセルを担当する場合もある
企業によっては、カスタマーサクセスが追加提案を担当することもあります。
例えば、
・上位プランへの変更を提案する
・追加機能を提案する
・別の商品やサービスを提案する
といった業務です。
顧客の課題を理解したうえで、「この機能を使えばさらに課題を解決できる」と提案するため、営業に近い要素があります。
そのため、「カスタマーサクセスなら営業的な仕事はまったくない」と考えない方がよいでしょう。
応募する企業によってどこまで担当するのかを確認する必要があります。
⑤ カスタマーサポートとの違い
カスタマーサクセスと混同されやすい仕事に、カスタマーサポートがあります。
一般的にカスタマーサポートは、
「操作方法が分からない」
「エラーが発生した」
など、顧客から寄せられた問い合わせや問題に対応する役割があります。
一方、カスタマーサクセスは顧客の利用状況を確認しながら、サービスをより活用してもらえるよう能動的に働きかけることが特徴です。
ただし、実際の業務分担は企業によって異なり、カスタマーサクセスが問い合わせ対応を担当する場合もあります。
そのため求人を見るときは、
「カスタマーサクセス」という職種名だけではなく、具体的な仕事内容を確認すること
が重要です。
カスタマーサクセスの仕事内容を理解すると、営業や販売・接客との共通点がある一方、異なる部分もあることが分かります。
では、これまでの営業・接客経験のうち、具体的にどのような経験をカスタマーサクセスで活かせるのでしょうか。
営業経験はカスタマーサクセスでどう活かせる?
営業とカスタマーサクセスは異なる仕事ですが、共通している部分もあります。
特に、顧客の課題を聞き、必要な提案を行い、目標に向けて行動してきた経験は、カスタマーサクセスでも活かせる場合があります。
営業経験を単に「営業ができます」と伝えるのではなく、どのような力を身につけたのかまで分解して考えてみましょう。
顧客の課題を聞く力
営業では、顧客の話を聞きながら、
「何に困っているのか」
「何を実現したいのか」
を確認する場面があります。
カスタマーサクセスでも同様に、顧客がサービスを導入した目的や現在の課題を把握することが重要です。
例えば、サービスの利用率が低い場合でも、すぐに機能を紹介するのではなく、
「なぜ利用が進んでいないのか」
を確認したうえで必要な支援を考えます。
営業で顧客の課題を聞き、それに合わせて提案してきた経験がある人は、その過程を具体的に整理しておきましょう。
課題に合わせて提案する力
カスタマーサクセスでは、顧客ごとに異なる状況を踏まえて活用方法などを提案します。
営業でも、
・顧客によって提案内容を変えた
・複数の商品から適したものを提案した
・顧客の課題に合わせて説明方法を工夫した
といった経験がある人もいるでしょう。
こうした経験は、カスタマーサクセスとの接点になります。
重要なのは、商品を売った経験そのものではなく、相手の状況を理解したうえで提案を組み立ててきたことです。
目標から逆算して行動する力
カスタマーサクセスでも、企業によってさまざまな目標や指標を持ちます。
そのため営業で、
「目標に対して現在どこまで進んでいるか」
「達成するために何を変えるべきか」
を考えながら行動してきた経験は活かせる場合があります。
例えば、
・行動量を見直した
・提案方法を改善した
・失注理由を振り返った
・優先順位を変えた
などです。
営業からカスタマーサクセスへ転職するときも、「数字を追わなくてよい仕事」と考えるのではなく、目標に対して改善を続けてきた経験をどう活かせるかという視点を持ちましょう。
顧客との関係を継続する力
営業の中でも、既存顧客を担当していた人はカスタマーサクセスとの接点を見つけやすい場合があります。
例えば、
・契約後も定期的に連絡する
・利用状況を確認する
・追加の課題を聞く
・継続利用に向けて提案する
といった経験です。
カスタマーサクセスも、契約後の顧客と継続的に関わります。
新規契約を取ることだけでなく、顧客と長期的な関係を築いてきた経験があれば、具体的に振り返ってみましょう。
販売・接客経験はカスタマーサクセスでどう活かせる?
販売・接客からカスタマーサクセスを目指す場合、
「法人営業の経験がないから難しいのでは?」
と感じる人もいるでしょう。
求人によって求められる経験は異なりますが、販売・接客で身につけた力を活かせる場合もあります。
ポイントは、「人と接してきた」というだけではなく、接客の中で何を考え、どのように対応してきたのかまで整理することです。
相手の希望を聞き取る力
販売・接客では、顧客の希望を聞きながら商品やサービスを案内します。
例えば、
「何を探しているのか」
「どのような用途で使うのか」
「何を重視しているのか」
などを確認してから提案してきた人もいるでしょう。
カスタマーサクセスでも、顧客がサービスを使って何を実現したいのかを理解する必要があります。
そのため、質問しながら相手の希望や課題を整理してきた経験は、活かせる可能性があります。
相手に合わせて説明する力
同じ商品を説明するときでも、相手によって必要な情報は異なります。
初めて利用する人には基本から説明し、詳しい人には必要な部分を中心に説明するなど、接客の中で伝え方を変えてきた人もいるでしょう。
カスタマーサクセスでも、顧客の知識や利用状況に合わせて説明することが必要です。
特にサービス導入時のオンボーディングでは、相手が理解できているかを確認しながら進めることが重要になります。
相手の理解度に合わせて伝え方を工夫してきた経験があれば、整理しておきましょう。
顧客の反応を見ながら対応する力
販売・接客では、用意された説明をそのまま伝えるだけでは対応できないことがあります。
顧客の表情や質問、反応を見ながら、
「別の商品を提案した方がよいか」
「もう少し詳しく説明した方がよいか」
などを判断することもあるでしょう。
カスタマーサクセスでも、顧客の利用状況や反応を確認しながら、必要な支援を考えます。
決められた対応を繰り返すだけではなく、相手の状況に応じて対応を変えてきた経験は一つの強みになります。
店長・リーダー経験も活かせる場合がある
販売・接客の中でも、店長やリーダーを経験している人は、さらに別の強みを持っている場合があります。
例えば、
・スタッフを教育する
・業務の進捗を管理する
・売上などの数字を確認する
・店舗の課題を見つけて改善する
・複数の関係者と調整する
といった経験です。
カスタマーサクセスでも、顧客への説明や課題解決、進捗管理などが必要になります。
役職そのものをアピールするのではなく、マネジメントの中でどのような課題を見つけ、どのように改善してきたのかまで振り返ってみましょう。
営業や販売・接客で身につけた経験は、カスタマーサクセスだけで活かせるものではありません。
「今の経験を活かして職種を変えたいけれど、カスタマーサクセスに絞るべきか迷っている」という方は、「第二新卒で未経験職種に転職するなら何がおすすめ?現実的な選択肢を解説」も参考にしてください。
第二新卒から未経験で目指しやすい職種を、これまでの経験や今後のキャリアも踏まえて解説しています。
営業や販売・接客の経験を活かせる可能性があっても、それだけでカスタマーサクセスへの転職準備が完了するわけではありません。
仕事内容を理解したうえで、これまでの経験との接点を整理し、「なぜカスタマーサクセスへ転職したいのか」まで具体化していきましょう。
20代未経験からカスタマーサクセスへ転職するための準備
未経験からカスタマーサクセスを目指す場合、資格を取ることだけが転職準備ではありません。
まず優先したいのは、仕事内容を理解し、これまでの経験との接点を整理することです。
そのうえで、「なぜカスタマーサクセスなのか」「なぜその企業なのか」まで具体化していきましょう。
① CSとカスタマーサポートの違いを理解する
最初に確認しておきたいのが、カスタマーサクセスとカスタマーサポートの違いです。
企業によって業務範囲は異なりますが、カスタマーサクセスでは顧客から問い合わせが来るのを待つだけではなく、顧客の利用状況や課題を把握し、サービスを活用してもらうために働きかけます。
面接でも、
「人と話すことが好きだから」
「お客様対応の経験を活かせそうだから」
だけでは、仕事内容を十分に理解しているとは伝わりにくいでしょう。
顧客の成功に向けて継続的に支援する仕事であることを理解したうえで志望することが大切です。
② SaaSなどサービスの仕組みを理解する
カスタマーサクセスを募集している企業では、SaaSなど継続利用を前提としたサービスを扱っていることがあります。
SaaSとは、インターネットを通じてソフトウェアを利用するサービスのことです。
こうしたサービスでは、契約してもらうだけでなく、顧客に継続して利用してもらうことが重要になります。
そのためカスタマーサクセスには、導入後の顧客を支援し、サービスを活用できる状態を作る役割があります。
IT業界の経験がない場合でも、まずは応募企業が、
・何を提供しているのか
・誰が利用するのか
・どのような課題を解決するのか
・どのように収益を得ているのか
を調べておきましょう。
③ 前職経験との接点を整理する
次に、これまでの仕事を振り返ります。
営業なら「法人営業を3年間経験した」、販売なら「店舗で接客をしていた」と経歴だけを整理するのではなく、具体的な行動まで掘り下げることがポイントです。
例えば、
・顧客の課題をどのように聞いていたか
・どのような提案をしていたか
・目標に対して何を工夫したか
・顧客との関係をどう築いたか
・問題が起きたときにどう対応したか
などです。
そこからカスタマーサクセスの仕事と共通する部分を探します。
未経験転職では、経験していない仕事を経験者のように見せるのではなく、前職で身につけた力を新しい仕事でどう活かせるかを説明することが重要です。
④ なぜカスタマーサクセスなのかを具体化する
経験を整理したら、志望理由も具体化します。
例えば営業から転職する場合でも、
「営業が嫌だから」
だけでは、なぜカスタマーサクセスなのかが分かりません。
営業の中でも、
「契約を取ることより、契約後に顧客と長く関わりながら課題を解決することにやりがいを感じた」
など、自分の経験とカスタマーサクセスを結びつけて考えることが大切です。
販売・接客の場合も同様です。
「接客経験を活かしたい」で終わらせず、
これまでの仕事で何にやりがいを感じたのか
↓
なぜカスタマーサクセスに興味を持ったのか
↓
転職後にどのような仕事をしたいのか
までつなげると、志望理由を整理しやすくなります。
⑤ 応募企業のサービスを調べる
カスタマーサクセスは、扱うサービスによって顧客や支援内容が大きく変わります。
そのため、職種だけを調べて応募するのでは不十分です。
企業のWebサイトや採用情報などから、
・どのような商品・サービスなのか
・顧客は個人か法人か
・どのような業界の顧客が多いのか
・顧客のどんな課題を解決するのか
・カスタマーサクセスはどこまで担当するのか
などを確認しましょう。
サービスへの理解が深まると、自分の経験をどこで活かせそうかも考えやすくなります。
未経験でカスタマーサクセス求人を選ぶときのポイント
カスタマーサクセスへの転職では、「カスタマーサクセス」という職種名だけで求人を選ばないことが重要です。
同じ職種名でも、企業によって仕事内容や求められる役割は異なります。
未経験から転職するからこそ、入社後にどのような仕事を担当し、どのような経験を積めるのかまで確認しましょう。
CSという職種名だけで判断しない
求人票に「カスタマーサクセス」と書かれていても、実際の仕事内容は同じとは限りません。
例えば、
・導入支援が中心
・既存顧客への活用提案が中心
・問い合わせ対応も担当する
・契約更新を担当する
・アップセルやクロスセルも担当する
など、企業によって役割は変わります。
「カスタマーサクセスへ転職できればよい」と考えるのではなく、実際に何をする仕事なのかを確認してください。
誰を支援するサービスなのか確認する
同じカスタマーサクセスでも、支援する顧客によって仕事は変わります。
例えば、大企業向けのサービスと小規模事業者向けのサービスでは、顧客との関わり方や求められる知識が異なる場合があります。
求人を見るときは、
「誰に対して、どのようなサービスを提供している会社なのか」
まで確認しましょう。
自分がこれまで経験してきた業界や顧客層と近ければ、前職の知識を活かせる可能性もあります。
入社後の教育・オンボーディング体制を見る
未経験から転職する場合は、入社後に仕事内容やサービスを学べる環境があるかも重要です。
特にIT・SaaS業界が初めての場合、
・サービスの知識
・業界知識
・社内システムの使い方
・顧客への提案方法
など、覚えることが多くなる可能性があります。
求人票や採用ページで研修内容を確認し、分からなければ面接で質問してみましょう。
「未経験歓迎」と書かれていることだけで安心せず、未経験者が仕事を覚えていく仕組みがあるかまで確認することが大切です。
どのようなKPI・目標を持つのか確認する
カスタマーサクセスへの転職を考えている人の中には、
「営業より数字を追わなくてよさそう」
というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、カスタマーサクセスでも企業によって目標やKPIが設定されています。
何を重視するかは企業によって異なるため、求人票だけで分からなければ、
「カスタマーサクセスでは、どのような指標を重視していますか」
「個人とチームでは、どのように目標を設定していますか」
などを面接で確認してもよいでしょう。
特に営業から「数字を追うことがつらい」という理由で転職を考えている場合は、入社後のミスマッチを防ぐためにも確認しておきたいポイントです。
数年後につながる経験を積めるか考える
20代の転職では、内定を取れるかだけでなく、その会社でどのような経験を積めるかも考えておきたいところです。
例えば、
・顧客の課題を整理する経験
・サービスの活用方法を提案する経験
・顧客データをもとに改善する経験
・社内の営業や開発などと連携する経験
・顧客との長期的な関係を築く経験
など、担当業務によって身につく力は変わります。
「カスタマーサクセスという肩書きを得られるか」ではなく、
その会社で数年働いたときに、何ができるようになっているか
という視点で求人を比較してみましょう。
未経験向けの求人では、応募しやすさに目が向きやすくなります。
しかし、「未経験歓迎」という条件だけで転職先を決めるのではなく、仕事内容や教育体制、評価方法まで確認することが重要です。
求人選びで注意したいポイントをさらに詳しく確認したい方は、「未経験転職で20代が選んではいけない求人の特徴」も参考にしてください。
未経験者を募集している求人の中で、特に慎重に確認したい特徴や判断ポイントを解説しています。
ここまで確認しても、
「自分の営業・接客経験が本当にカスタマーサクセスに向いているのか」
「興味はあるけれど、今後のキャリアとして選んでよいのか」
と迷うこともあるでしょう。
カスタマーサクセスという職種だけを見るのではなく、自分が転職で変えたいことや今後身につけたい経験まで含めて判断することが大切です。
カスタマーサクセスへの転職に迷ったらキャリアのトビラへ
カスタマーサクセスは、営業や販売・接客の経験を活かせる可能性がある仕事です。
一方で、
「営業経験があるから向いている」
「接客経験を活かせそうだから転職する」
という理由だけで決める必要はありません。
大切なのは、今の仕事から何を変えたいのか、カスタマーサクセスでどのような経験を積みたいのかまで考えることです。
例えば営業からの転職でも、
・新規開拓より既存顧客と長く関わりたい
・商品を売るだけでなく、導入後の課題解決まで関わりたい
・ITやSaaSの知識を身につけたい
・顧客への提案経験を今後のキャリアにも活かしたい
など、人によって転職で実現したいことは異なります。
また、同じカスタマーサクセスでも、企業によって仕事内容や目標、顧客との関わり方は異なります。
そのため、職種だけを決めてから求人を探すのではなく、
これまで何を経験してきたか
↓
転職で何を変えたいか
↓
今後どのような経験を積みたいか
↓
そのためにカスタマーサクセスが適しているか
↓
どの企業なら希望する経験を積めるか
という順番で考えることが大切です。
「キャリアのトビラ」では、20代・第二新卒の転職について、これまでの経験の棚卸しから職種・求人選び、応募書類の添削、面接対策までサポートしています。
「営業や接客から別の職種へ転職したいけれど、何が向いているのか分からない」
「カスタマーサクセスに興味はあるけれど、自分の経験で応募できる求人が分からない」
という場合も、最初からカスタマーサクセスへの転職を前提にする必要はありません。
30代でどのような働き方やキャリアを目指したいのかを考えながら、今の経験からどのような選択肢があるのか一緒に整理していきます。
LINEで相談でき、平日夜や土日にも対応しています。
一人で方向性を決めるのが難しい場合は、転職活動を始める前の段階から相談してみてください。
まとめ|営業・接客経験は「何をしてきたか」まで分解してカスタマーサクセスにつなげよう
20代未経験からカスタマーサクセスへ転職することは可能です。
特に営業や販売・接客で身につけた、
・顧客の希望や課題を聞く力
・相手に合わせて提案する力
・目標から逆算して行動する力
・顧客との関係を継続する力
・状況に応じて対応を変える力
などを活かせる場合があります。
ただし、カスタマーサクセスは単に「顧客とコミュニケーションを取る仕事」ではありません。
顧客が商品やサービスを活用して目的を達成できるよう、導入支援や活用提案、継続利用に向けたフォローなどを行います。
企業によっては、契約更新やアップセル・クロスセルなどに関わることもあります。
そのため、未経験から目指す場合は、
仕事内容を理解する
↓
これまでの経験を棚卸しする
↓
カスタマーサクセスとの接点を見つける
↓
志望理由を整理する
↓
実際の仕事内容や教育体制を確認して求人を選ぶ
という順番で準備していきましょう。
そして、転職のゴールを「カスタマーサクセスになること」だけにしないことも大切です。
20代はこれから経験を積み、キャリアの選択肢を広げていく時期です。
その会社で数年働いたときに、
「どのような経験を積めるのか」
「何ができるようになるのか」
「その経験が自分の目指すキャリアにつながるのか」
まで考えたうえで転職先を選びましょう。
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カスタマーサクセスに限らず、未経験から新しい職種を目指すときは、求人に書かれている「未経験歓迎」という言葉だけで応募先を判断しないことが大切です。
同じ未経験歓迎求人でも、企業が想定している経験や入社後に求められる役割は異なります。
気になる求人を見つけた方は、応募する前に、
「未経験歓迎求人は本当に未経験OK?20代が確認すべき注意点」
もあわせて読んでみてください。
「未経験歓迎」がどこまでの未経験を想定しているのか、求人を見るときに確認しておきたいポイントを詳しく解説しています。
