
20代未経験から人材業界へ転職するには?向いている人の特徴
2026年10月08日 12:51
「人の転職や就職を支援する仕事に興味がある」
「営業や接客の経験を活かして、人材業界へ転職できないだろうか」
このように考えている20代の方もいるでしょう。
人材業界には、キャリアアドバイザー(CA)やリクルーティングアドバイザー(RA)をはじめ、未経験から挑戦できる仕事があります。
営業や販売・接客など、異業種で身につけた経験を活かせる場合もあります。
ただし、人材業界を「人の相談に乗る仕事」とだけ考えて転職するのはおすすめできません。
求職者への支援だけでなく、企業への提案や求人紹介、選考の調整などを行い、会社や職種によっては新規開拓を担当することもあります。目標や数字を意識して働くことも必要です。
そのため、
「人と話すのが好き」
「人の役に立ちたい」
という気持ちだけではなく、実際の仕事内容まで理解して自分との相性を考えることが大切です。
この記事では、
・20代未経験でも人材業界へ転職できるのか
・人材業界にはどのような仕事があるのか
・人材業界に向いている人の特徴
・これまでの経験をどう活かせるのか
・未経験から転職するための準備
・人材会社を選ぶときのポイント
まで順番に解説します。
人材業界への転職を検討している方は、職種選びや会社選びの参考にしてください。
30秒でわかるこの記事の結論
20代であれば、未経験から人材業界へ転職することは可能です。
特に営業や販売・接客などで、
・相手の希望を聞く
・課題に合わせて提案する
・目標や数字を追う
・複数の関係者と調整する
といった経験がある人は、人材業界との接点を見つけられる場合があります。
ただし、
「人の役に立ちたい=人材業界に向いている」
とは限りません。
人材業界は、人と企業をつなぎ、採用や転職を支援するビジネスです。
求職者への支援だけでなく、企業への提案や目標達成などが求められる仕事もあります。
そのため、
仕事内容を知る
↓
自分との適性を確認する
↓
これまでの経験との接点を探す
↓
必要な準備をする
↓
仕事内容や評価制度を確認して会社を選ぶ
という順番で考えることが重要です。
20代未経験でも人材業界へ転職できる?
20代未経験から人材業界を目指すことは可能です。
実際に、人材業界には業界・職種未経験から応募できる求人があります。
ただし、「未経験でも応募できること」と「誰でも向いていること」は別です。
これまでの経験をどう活かせるのか、人材業界の仕事内容と自分の適性が合っているのかを確認してから転職を検討しましょう。
未経験から応募できる求人はある
人材業界には、未経験者を対象にした求人があります。
特に20代では、これまでの人材業界経験だけでなく、
・コミュニケーション力
・営業や接客などの経験
・目標に向かって行動した経験
・仕事への意欲や学習姿勢
などを含めて選考される場合があります。
そのため、
「人材業界で働いたことがないから応募できない」
と最初から諦める必要はありません。
一方で、未経験歓迎だからといって、人材業界について何も知らないまま応募するのは避けたいところです。
少なくとも、応募する職種が誰に対して何を提供する仕事なのかは理解しておきましょう。
営業・販売・接客などの経験を活かしやすい
人材業界では、異業種で身につけた経験を活かせることがあります。
例えば営業経験がある人なら、
・顧客の課題を聞く
・相手に合った提案をする
・目標から逆算して行動する
といった経験があります。
販売・接客経験がある人なら、
・相手の希望を聞く
・ニーズに合った商品を提案する
・相手によって伝え方を変える
といった経験があるでしょう。
これらは人材業界の実務とまったく同じではありませんが、求職者や企業と関係を築き、相手の課題を理解して提案する仕事との接点があります。
大切なのは、前職の職種名ではなく、その仕事の中でどのような経験を積んできたのかを見ることです。
「人と話すのが好き」だけでは判断しない
人材業界に興味を持つ理由として、
「人と話すことが好き」
「人の相談に乗ることが好き」
という人もいるでしょう。
もちろん、人と関わることに抵抗がないことは大切です。
しかし、人材業界の仕事は会話を楽しむことが目的ではありません。
求職者に対しては、希望を聞いたうえでキャリアや求人について提案します。
企業に対しては、採用したい人物像や採用課題を確認し、人材の紹介や採用支援を行います。
場合によっては、
「本人の希望をそのまま受け入れるのではなく、別の選択肢を提案する」
「企業から不採用理由を聞き、求職者へフィードバックする」
といった対応も必要になります。
さらに、会社や職種によっては営業活動や目標達成も求められます。
人材業界を検討するときは、
「人と話すのが好きか」ではなく、「相手の課題を聞き、考え、提案する仕事に興味を持てるか」
という視点でも考えてみましょう。
人材業界にはどんな仕事がある?
「人材業界へ転職したい」と考えたときに、まず知っておきたいのが職種の違いです。
人材業界には複数の仕事があり、誰を支援するのか、どのような役割を担当するのかによって仕事内容が変わります。
ここでは、未経験転職を考える20代が知っておきたい代表的な仕事を見ていきましょう。
① キャリアアドバイザー(CA)
キャリアアドバイザーは、主に求職者側を支援する仕事です。
会社によって業務範囲は異なりますが、
・求職者との面談
・これまでの経験や希望の確認
・求人の紹介
・応募や選考のサポート
・面接に向けたアドバイス
・内定後の意思決定支援
などを行います。
求職者の希望を聞くだけではなく、その人の経験や求人市場も踏まえて、選択肢を提案することが求められます。
そのため、単に話を聞く力だけではなく、相手の状況を整理して提案する力も重要です。
② リクルーティングアドバイザー(RA)
リクルーティングアドバイザーは、主に採用する企業側を担当します。
例えば、
・企業の採用課題を聞く
・求める人物像を確認する
・求人内容を整理する
・候補者を企業へ紹介する
・選考状況を確認する
・採用成功に向けて提案する
といった仕事があります。
企業によっては、新しい取引先を増やすための営業活動を担当することもあります。
CAが求職者側を支援するのに対し、RAは企業の採用を支援する仕事と考えると分かりやすいでしょう。
法人営業に近い側面もあるため、営業経験を活かせる場合があります。
③ CAとRAの両方を担当する両面型
人材紹介会社によっては、CAとRAを分けず、一人の担当者が求職者と企業の両方を担当することがあります。
これを両面型と呼びます。
例えば、
企業から採用したい人物像を聞く
↓
条件に合う求職者を探す
↓
求職者と面談する
↓
企業へ紹介する
↓
選考から入社まで支援する
といった流れを一人で担当します。
企業側と求職者側の両方を直接理解できる一方、担当する業務の範囲も広くなります。
求人を見るときは、「キャリアアドバイザー」という職種名だけで判断せず、企業側も担当するのか確認しておきましょう。
④ 人材派遣・求人広告など人材紹介以外の仕事もある
人材業界は、人材紹介だけではありません。
代表的なサービスとして、
・人材紹介
・人材派遣
・求人広告
・採用支援
などがあります。
例えば人材派遣では、企業と派遣スタッフの双方に関わり、就業先の提案や就業後のフォローなどを担当する仕事があります。
求人広告では、企業の採用課題を聞き、求人媒体や採用方法を提案する営業職などがあります。
同じ「人材業界」でも、扱うサービスによって仕事内容や顧客、働き方は異なります。
そのため、
「人材業界で働きたい」だけで終わらせず、「誰に対して、どのような支援をする仕事がしたいのか」
まで考えることが重要です。
人材業界にはさまざまな仕事がありますが、どの仕事でも人と関わることだけが中心になるわけではありません。
相手の課題を聞いて提案したり、目標に向けて行動したり、企業と求職者の間を調整したりする場面があります。
仕事内容の違いを理解したら、自分が人材業界の仕事に向いているのかを具体的に確認していきましょう。
人材業界に向いている20代の特徴
人材業界に向いているかを考えるとき、「コミュニケーション能力が高いか」だけで判断する必要はありません。
実際の仕事では、求職者や企業の話を聞き、課題を整理し、必要な提案を行います。
さらに、選考の進捗管理や企業との調整、目標達成に向けた行動も必要です。
ここでは、人材業界との相性を考えるうえで確認したい5つの特徴を紹介します。
① 相手の話を聞くだけでなく提案できる
人材業界では、相手の話を丁寧に聞くことが重要です。
ただし、聞くだけで仕事が完結するわけではありません。
例えばキャリアアドバイザーなら、求職者から希望を聞いたうえで、
「この経験なら、このような仕事も選択肢になります」
「希望条件をすべて満たすのは難しいため、優先順位を整理しましょう」
など、必要に応じて提案することがあります。
RAであれば、企業から採用条件を聞くだけではなく、採用成功に向けて条件や選考方法について提案することもあります。
そのため、相手の話を理解したうえで、自分なりに考えて提案することに興味を持てる人は、人材業界との相性を考えやすいでしょう。
② 目標や数字を追うことに抵抗がない
人材業界は人を支援する仕事であると同時に、企業としてサービスを提供するビジネスでもあります。
そのため会社や職種によっては、
・面談数
・求人紹介数
・応募数
・採用決定数
・売上
などの目標を持つことがあります。
「人の役に立てれば、それだけでよい」という仕事ではありません。
一方で、数字だけを追えばよいわけでもなく、求職者や企業への適切な支援と成果の両方が求められます。
営業などで目標から逆算して行動してきた人や、数字を確認しながら改善することに抵抗がない人は、仕事の進め方になじみやすい場合があります。
③ 相手によってコミュニケーションを変えられる
人材業界では、さまざまな立場の人と関わります。
例えば、
・転職活動に不安を感じている求職者
・希望条件が明確な求職者
・企業の採用担当者
・経営者
・現場の責任者
などです。
同じ説明を全員にするのではなく、相手が知りたいことや状況に合わせて伝え方を変える必要があります。
「話すのが得意」であることよりも、
相手の反応を見ながら、聞き方や伝え方を調整できること
の方が重要です。
④ 調整や連絡をこまめにできる
人材業界では、人と話している時間以外にも多くの業務があります。
例えば、
・面談日程を調整する
・企業へ候補者を紹介する
・選考状況を確認する
・求職者へ連絡する
・企業からのフィードバックを伝える
などです。
複数の求職者や企業を同時に担当する場合、それぞれの状況を把握しながら進める必要があります。
そのため、
「人と話すのは好きだけれど、細かな連絡や進捗管理は苦手」
という場合は注意が必要です。
コミュニケーション力だけでなく、相手を待たせないように動くことや、複数の業務を管理することも人材業界では大切です。
⑤ 相手の希望をそのまま受け入れるのではなく考えて提案できる
人材業界では、相手の希望を尊重することが大切です。
しかし、希望をすべてそのまま受け入れることが、必ずしも良い支援になるとは限りません。
例えば求職者が、
「未経験だけれど年収を大幅に上げたい」
「仕事内容も勤務地も休日もすべて希望どおりにしたい」
と考えている場合、市場の状況によっては実現が難しいこともあります。
そのようなときに、
「難しいです」
と否定するだけでも、
「分かりました」
とそのまま受け入れるだけでもなく、
「何を最も優先したいのか」
「別の方法で希望に近づけないか」
と一緒に考えることが求められます。
相手に寄り添いながらも、必要なことを伝えられる人は、人材業界との相性を考えやすいでしょう。
人材業界で活かしやすい前職経験
未経験から人材業界を目指す場合でも、これまでの経験をゼロからやり直すわけではありません。
異業種で身につけた経験が、人材業界で活かせることがあります。
ここでは代表的な経験を見ていきましょう。
① 営業経験
営業経験は、人材業界との接点を見つけやすい経験の一つです。
例えば、
・顧客の課題を聞く
・課題に合わせて提案する
・目標から逆算して行動する
・商談の進捗を管理する
・結果を振り返って改善する
といった経験です。
特にRAや両面型では企業への提案を行うため、法人営業の経験を活かせる場合があります。
またCAでも、求職者へ求人やキャリアの選択肢を提案するため、相手のニーズを理解して提案してきた経験との接点があります。
② 販売・接客経験
販売・接客経験も、仕事内容を細かく分解すると人材業界につながる経験があります。
例えば、
・顧客の希望を聞く
・希望に合った商品を提案する
・相手によって説明方法を変える
・売上目標を意識して働く
・継続的に顧客と関係を築く
などです。
特に、「商品を説明していた」だけではなく、
顧客が何を求めているのかを聞き、それに合わせて提案していた経験
があれば整理しておきましょう。
③ 店長・リーダーなどのマネジメント経験
店長やリーダーとして働いた経験がある人は、人材業界で活かせる経験を持っている場合があります。
例えば、
・スタッフの教育
・シフトや業務の調整
・メンバーとの面談
・目標管理
・店舗やチームの課題改善
などです。
特に、スタッフそれぞれの状況を見ながら育成や配置を考えてきた経験は、「人」に関わる仕事との接点があります。
役職名だけではなく、メンバーに対してどのような働きかけをしてきたのかまで振り返ってみましょう。
④ 数字や目標を追った経験
人材業界では、営業職以外の経験が評価につながる場合もあります。
例えば販売職で、
「月間の売上目標を追っていた」
「個人目標を達成するために接客方法を改善した」
という経験があれば、目標達成に向けて行動した経験として整理できます。
重要なのは、「目標があった」という事実だけではありません。
目標に対して自分が何を考え、どのような行動をして、結果をどう振り返ったのか
まで説明できるようにしておきましょう。
⑤ 業界知識も強みになる場合がある
人材業界では、これまで働いてきた業界の知識が活かせる場合もあります。
人材会社の中には、
・IT
・製造
・医療・介護
・建設
・飲食
・アパレル
など、特定の業界や職種に特化して転職・採用を支援している会社があります。
例えば介護業界で働いていた人が介護職専門の人材会社へ転職する場合、現場で働いた経験から、仕事内容や求職者の悩みを理解しやすいことがあります。
人材業界の経験がないからといって、これまで積み上げてきた経験がすべて無関係になるわけではありません。
前職を、
職種
+担当業務
+身につけた力
+業界知識
まで分解して、自分が人材業界で活かせるものを探してみましょう。
「転職したいけれど、自分にはアピールできるスキルがない」と感じている方は、「転職したいけどスキルがない20代へ|今ある経験を強みに変える方法」も参考にしてください。
これまでの仕事内容を整理し、転職先で活かせる経験を見つける考え方を詳しく解説しています。
人材業界で活かせる経験が見えてきたら、それをそのまま応募するだけではなく、
「なぜ人材業界なのか」
「なぜその職種なのか」
まで整理する必要があります。
未経験転職だからこそ、これまでの経験と人材業界をつなげる準備をしてから選考へ進みましょう。
20代未経験から人材業界へ転職するための準備
人材業界で活かせる経験が整理できたら、応募に向けた準備を進めましょう。
未経験転職では、人材業界について理解したうえで、「なぜ人材業界を選ぶのか」を自分の経験と結びつけて説明できることが重要です。
人材業界のビジネスモデルを理解する
まずは、人材会社がどのようにサービスを提供しているのか理解しましょう。
例えば人材紹介では、求職者から相談料を受け取るのではなく、採用が決まった企業から紹介手数料を受け取る仕組みが一般的です。
そのため、人材紹介会社は求職者を支援すると同時に、企業の採用成功も支援しています。
この仕組みを理解すると、人材業界が単に「転職相談に乗る仕事」ではないことも見えてきます。
人を支援する仕事であると同時に、企業の採用課題を解決するビジネスであることを理解しておきましょう。
CA・RA・両面型の違いを理解する
Part1で説明したように、人材紹介には主に、
・求職者を担当するCA
・企業を担当するRA
・双方を担当する両面型
があります。
未経験から人材業界を目指すなら、自分がどの仕事に興味を持っているのか考えてみましょう。
例えば、
「求職者と継続的に関わりたい」
のであればCAに興味を持つかもしれません。
一方、
「法人営業の経験を活かして企業の採用課題を解決したい」
のであればRAとの接点があります。
両面型なら、求職者と企業の双方に関わることができます。
職種名だけではなく、誰に対して、どのような価値を提供したいのかまで考えてみましょう。
これまでの経験を棚卸しする
次に、これまでの仕事を振り返ります。
ここで重要なのは、「営業3年」「販売2年」のように職歴だけを整理することではありません。
例えば、
・どのような顧客を担当したか
・どのような課題を聞いていたか
・どのような提案をしていたか
・どのような目標を持っていたか
・目標達成のために何を工夫したか
・周囲とどのような調整をしていたか
まで具体的に振り返ります。
そのうえで、人材業界の仕事との接点を探しましょう。
未経験転職では、「経験があるか・ないか」だけではなく、「これまでの経験を新しい仕事でどう活かすのか」を整理することが大切です。
なぜ人材業界なのかを具体化する
人材業界の志望理由として、
「人の役に立ちたい」
「人と関わる仕事がしたい」
だけでは、なぜ人材業界なのかが十分に伝わりません。
人と関わる仕事は、人材業界以外にも数多くあるからです。
これまでの経験を振り返り、
「営業で顧客の課題を聞いて提案することにやりがいを感じ、人のキャリアや採用という重要な課題に関わりたいと思った」
など、自分の経験と人材業界への興味をつなげて考えてみましょう。
さらに、
なぜ人材業界なのか
↓
なぜCA・RAなどその職種なのか
↓
なぜその会社なのか
まで整理できると、志望理由にも一貫性が出てきます。
応募企業ごとの支援対象や仕事内容を調べる
同じ人材業界でも、会社によって支援する対象は異なります。
例えば、
・20代、第二新卒
・ハイクラス
・ITエンジニア
・医療・介護
・製造
・管理職
などです。
また、人材紹介だけを行う会社もあれば、人材派遣や求人広告など複数のサービスを扱う会社もあります。
応募前には、
「その会社は誰の転職・採用を支援しているのか」
「自分は入社後に何を担当するのか」
まで調べておきましょう。
会社の特徴を理解することで、「なぜこの会社なのか」も考えやすくなります。
未経験で人材業界へ転職するときの会社選び
人材業界への転職では、「人材会社なら仕事内容は大きく変わらない」と考えないことが重要です。
同じキャリアアドバイザーという職種名でも、担当業務や支援対象、評価制度などが異なることがあります。
応募できる求人を探すだけでなく、自分が実際にどのような働き方をするのかまで確認して会社を選びましょう。
CA・RA・両面型のどれを担当するか
まず確認したいのが、担当する役割です。
CAとして求職者側だけを担当するのか、RAとして企業側を担当するのか、両面型として双方を担当するのかによって仕事内容は変わります。
求人票だけでは分かりにくい場合は、面接で、
「入社後はどのような業務から担当しますか」
「求職者側と企業側の担当は分かれていますか」
などと確認してもよいでしょう。
自分がイメージしていた仕事内容と実際の業務にズレがないか確認することが大切です。
誰を支援する人材会社なのか
支援対象も会社選びの重要なポイントです。
例えば、20代の転職支援とハイクラス人材の転職支援では、求職者の悩みや求人企業から求められる知識も異なります。
特定業界に特化した人材会社なら、その業界について継続的に学ぶ必要があります。
一方で、自分の前職と同じ業界を支援する会社であれば、これまでの業界知識を活かせる可能性があります。
会社名や知名度だけではなく、誰のどのような課題を支援する会社なのかまで確認しましょう。
新規開拓や求職者集客も担当するか
「人材業界へ入ったら、求職者との面談が仕事の中心になる」と考えている人は、担当業務を特に確認しましょう。
会社や職種によっては、
・企業への新規営業
・求職者へのスカウト
・登録者への連絡
・求人獲得
などを担当することがあります。
これらの仕事自体が悪いわけではありません。
重要なのは、自分が想定している仕事内容と一致しているかです。
例えば「求職者のキャリア相談を中心にしたい」と考えているのに、実際には新規営業の比重が大きければ、入社後にギャップを感じる可能性があります。
求人票だけで分からなければ、選考の中で具体的な業務割合まで確認してみましょう。
どのような目標・評価制度なのか
人材業界では、会社によって目標や評価の考え方も異なります。
そのため、
「人の役に立てる会社か」
という視点だけではなく、
・どのような目標を持つのか
・何を基準に評価されるのか
・個人とチームのどちらを重視するのか
・成果だけでなく行動も評価されるのか
などを確認しておくことが大切です。
数字を追うこと自体を避けるのではなく、どのような目標を、どのような環境で追うのかを確認しましょう。
入社後にどんな経験を積めるか
20代の転職では、現在の仕事内容だけでなく、その会社で数年働いたあとに何ができるようになるのかも考えてみましょう。
例えば、
・求職者とのキャリア面談
・法人への採用提案
・新規顧客の開拓
・求人作成
・採用市場についての知識
・チームマネジメント
など、会社や役割によって積める経験は異なります。
「人材業界へ入社すること」をゴールにするのではなく、その会社で経験を積むことが、自分の今後のキャリアにつながるかという視点を持つことが重要です。
求人を見るときに仕事内容や条件のどこまで確認すればよいか分からない方は、「20代が転職で見るべき求人票のポイント|危ない求人の見分け方」も参考にしてください。
仕事内容、給与、休日、残業など、求人票を見るときに確認したいポイントを詳しく解説しています。
人材業界は、人や企業に関われることに魅力を感じやすい一方、実際の仕事内容は会社によって異なります。
「人材業界だから」
「キャリアアドバイザーだから」
という理由だけで会社を決めず、誰を支援し、どのような仕事を担当し、どんな経験を積めるのかまで確認して転職先を選びましょう。
人材業界への転職に迷ったらキャリアのトビラへ
20代未経験から人材業界を目指す場合、
「自分の経験を活かせるのか分からない」
「CAとRAのどちらが向いているのか判断できない」
「人材業界に興味はあるけれど、本当に自分に合っているのか不安」
と迷うこともあるでしょう。
人材業界への転職で大切なのは、「人の役に立ちたい」という気持ちだけで職種や会社を決めないことです。
仕事内容や目標、働き方まで理解したうえで、自分の経験や適性と合っているかを考える必要があります。
「キャリアのトビラ」では、20代・第二新卒の転職相談を中心に、これまでの経験の棚卸しから職種・求人選び、書類添削、面接対策までサポートしています。
人材業界への転職を希望している場合でも、最初から人材業界だけに絞るのではなく、
・なぜ人材業界に興味を持っているのか
・どのような仕事にやりがいを感じるのか
・これまでの経験をどこで活かせるのか
・30代でどのようなキャリアを築きたいのか
まで整理しながら、今後の方向性を一緒に考えます。
LINEで相談でき、平日夜や土日にも対応しています。
「人材業界に興味はあるけれど、自分に向いているか分からない」という段階でも、一人で職種を決めてしまう前に相談してみてください。
まとめ|人材業界は「人の役に立ちたい」だけでなく仕事内容との相性で判断しよう
20代であれば、未経験から人材業界へ転職することは可能です。
営業や販売・接客などで身につけた、
・相手の希望や課題を聞く力
・相手に合わせて提案する力
・目標に向かって行動する力
・複数の業務を調整する力
などを活かせる場合もあります。
ただし、人材業界は「人の相談に乗ること」だけが仕事ではありません。
求職者への支援、企業への採用提案、選考の調整、新規開拓など、会社や職種によって担当する仕事は異なります。
また、人を支援する仕事であると同時に、目標や成果を意識することも必要です。
そのため、
人と話すことが好き
↓
人材業界に向いている
と単純に判断するのではなく、
仕事内容を理解する
↓
自分との適性を確認する
↓
これまでの経験との接点を整理する
↓
人材業界を志望する理由を明確にする
↓
実際の仕事内容を確認して会社を選ぶ
という順番で考えてみましょう。
そして会社を選ぶときは、「キャリアアドバイザー」「人材コンサルタント」といった職種名だけで判断せず、誰を支援し、どのような業務を担当するのかまで確認することが重要です。
人材業界への転職そのものをゴールにするのではなく、その会社で数年働くことで、どのような経験を積み、何ができるようになるのかまで考えて転職先を選びましょう。
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「人材業界が本当に自分に合っているのか」
「この転職が将来のキャリアにつながるのか」
と迷うこともあるでしょう。
20代の転職では、興味を持った業界へ入ることだけをゴールにするのではなく、これからどのような仕事や働き方を目指したいのかを整理しておくことも大切です。
まだ将来の方向性がはっきりしていない方は、
「20代でキャリアがわからない人へ|転職前に整理すべき3つの軸」
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転職先を探し始める前に整理しておきたい、仕事・働き方・将来のキャリアを考えるための軸を解説しています。
