
接客業から土日休みの仕事へ転職するには?20代向けに解説
2026年10月08日 12:52
「友人や家族と休みが合わない」
「毎月シフトが変わる働き方を続けるのがつらい」
「接客の仕事は嫌いではないけれど、土日に休める仕事へ転職したい」
接客業で働いている20代の中には、このような理由から転職を考えている方もいるでしょう。
接客業から土日休みの仕事へ転職することは可能です。
これまでの接客経験を活かして法人営業やカスタマーサクセスなどを目指す方法もあれば、事務職やITサポートなど、新しい職種へキャリアチェンジする選択肢もあります。
ただし、
「接客業を辞めれば土日休みになる」
とは限りません。
同じ職種でも、会社の営業日や顧客、サービス内容などによって休日は異なります。
そのため、土日休みを実現したい場合は、「どの職種へ転職するか」だけでなく、実際の求人で休日や働き方まで確認することが大切です。
この記事では、
・20代なら接客業から土日休みの仕事へ転職できるのか
・接客業が土日に休みにくい理由
・接客経験を活かして目指せる仕事
・接客業で身についた経験の活かし方
・土日休みだけで転職先を選ぶ注意点
・求人で確認しておきたい休日の条件
・転職活動の進め方
まで順番に解説します。
「土日に休める仕事へ転職したいけれど、何から考えればよいか分からない」という方は、自分に合った転職先を探すための参考にしてください。
30秒でわかるこの記事の結論
20代であれば、接客業から土日休みの仕事への転職は十分に検討できます。
ただし、
接客業から転職する=土日休みになる
というわけではありません。
土日休みを実現するには、職種だけでなく、
・休日の曜日
・完全週休2日制か
・年間休日
・会社や店舗の営業日
・顧客が法人か個人か
・休日出勤の有無
などを確認する必要があります。
また、接客業で経験してきた、
・相手の希望を聞く
・商品やサービスを説明する
・状況に合わせて対応する
・複数の業務を同時に進める
といった力を活かせる仕事もあります。
「土日休みなら何の仕事でもいい」と考えるのではなく、休日を変えながら、これまでの経験をどう活かし、今後どのようなキャリアを築くかまで考えて転職先を選びましょう。
接客業から土日休みの仕事へ転職することはできる?
20代で接客業から土日休みの仕事へ転職することは可能です。
接客業で身につけた経験を活かせる異職種もあります。
一方で、職種名だけを見て「この仕事なら土日休み」と判断すると、転職後も希望する働き方を実現できない可能性があります。
まずは、接客業から転職するときの基本的な考え方を整理しておきましょう。
① 20代なら異職種への転職も選択肢になる
接客業から土日休みを目指す場合、現在とは異なる職種への転職も選択肢になります。
例えば、
・法人営業
・事務職
・カスタマーサクセス
・カスタマーサポート
・ITサポート
・人材業界の仕事
などです。
ただし、これらの仕事であれば必ず土日休みという意味ではありません。
また、職種によって接客経験を活かしやすい仕事もあれば、新しい知識やスキルが必要な仕事もあります。
最初から一つに決めるのではなく、自分の経験を活かせるか、希望する働き方を実現できるかという両方の視点から比較することが大切です。
② 接客経験を活かせる仕事もある
異職種へ転職するからといって、接客業で身につけた経験が無駄になるわけではありません。
接客では、
・顧客の希望を聞く
・相手に合わせて説明する
・商品やサービスを提案する
・問い合わせやクレームに対応する
・周囲のスタッフと連携する
など、さまざまな仕事を経験します。
こうした経験は、営業やカスタマーサクセスなど、顧客とのコミュニケーションが必要な仕事でも活かせる場合があります。
店舗によっては、売上管理や新人教育、シフト管理などを担当している人もいるでしょう。
「接客しか経験していない」と考えるのではなく、接客業の中で実際にどのような仕事をしてきたのかを整理することが、異職種への転職では重要になります。
③ 「接客業以外=土日休み」ではない
接客業から転職するときに注意したいのが、
「オフィスで働く仕事なら土日休みだろう」
「営業ならカレンダー通りに休めるだろう」
と職種だけで判断してしまうことです。
例えば営業職でも、法人を相手にする仕事と個人を相手にする仕事では、顧客が活動する曜日が異なる場合があります。
カスタマーサポートやITサポートでも、土日を含めて顧客対応を行っている会社ではシフト勤務になることがあります。
事務職でも、勤務先の業界や会社の営業日に合わせて土日に出勤する求人はあります。
つまり、土日休みを実現するには、
「何の仕事をするか」だけでなく、「どの会社で、誰を相手に働くか」まで確認する必要があります。
なぜ接客業は土日に休みにくいのか
土日休みの仕事へ転職したい場合は、そもそもなぜ現在の仕事で土日に休みにくいのかを理解しておくと、転職先を選びやすくなります。
ポイントは、接客業という職種名だけではなく、顧客がサービスを利用するタイミングと会社の営業日です。
① 顧客が利用する曜日に合わせて働く仕事だから
小売店や飲食店、ホテル、レジャー施設などでは、土日や祝日に利用客が増えることがあります。
顧客がサービスを利用する日に従業員が必要になるため、土日も営業し、平日に交代で休む勤務体系になりやすくなります。
これは、
「接客業だから休めない」
というより、
「顧客が土日に利用するサービスだから、土日に働く人が必要になる」
と考えると分かりやすいでしょう。
土日休みへ変えたい場合は、転職先の会社が「いつ顧客へサービスを提供しているのか」を見ることが重要です。
② シフト制の仕事が多い
接客業では、店舗や施設の営業時間に合わせて複数のスタッフが交代で勤務することがあります。
そのため、
・早番
・遅番
・平日休み
・土日勤務
などを組み合わせたシフト制になるケースがあります。
シフト勤務そのものが合っている人もいますが、
「毎月休みの曜日が変わるのが負担」
「予定を立てやすい働き方に変えたい」
という人もいるでしょう。
この場合は、「土日休み」だけでなく、固定休なのか、シフト制なのかも転職先を選ぶ条件に入れておく必要があります。
③ 職種ではなく「顧客とビジネスの仕組み」を見ることが重要
土日休みの仕事を探すときは、職種名だけで判断しないことが大切です。
例えば同じ営業職でも、平日に活動する企業を顧客とする法人営業と、土日に相談や商談が集中する個人向け営業では、働き方が異なる場合があります。
サポート系の仕事でも、平日中心に法人顧客を支援する会社もあれば、土日を含めて個人顧客からの問い合わせに対応する会社もあります。
そのため求人を見るときは、
職種
↓
顧客
↓
会社・サービスの営業日
↓
実際の休日
という順番で確認してみましょう。
「営業だから土日休み」「ITだから土日休み」と決めつけず、実際の会社の働き方まで確認することが、土日休みを実現するためには重要です。
接客業が土日に休みにくい理由を理解すると、転職先を職種名だけで選ばないことの重要性が見えてきます。
ここからは、接客経験を活かしながら土日休みを目指す場合に、どのような仕事が候補になるのかを具体的に見ていきましょう。
接客業から土日休みを目指しやすい仕事
接客業から土日休みの仕事へ転職する場合、法人営業や事務職、カスタマーサクセスなどが候補になります。
ただし、ここで紹介する職種なら必ず土日休みになるわけではありません。
同じ職種でも、会社の営業日や顧客、仕事内容によって休日は異なります。
「職種を変えれば土日休みになる」と考えるのではなく、実際の求人で勤務条件を確認することを前提に、選択肢を見ていきましょう。
① 法人営業|接客経験を活かしやすい
法人営業は、接客経験を活かしながら土日休みを目指す場合の選択肢の一つです。
接客業で経験してきた、
・相手の希望を聞く
・商品やサービスを説明する
・相手に合わせて提案する
・目標を意識して行動する
といった力を活かせる可能性があります。
また、企業を顧客とする法人営業では、顧客企業の営業日に合わせて平日に商談を行う会社もあります。
ただし、法人営業ならすべて土日休みとは限りません。
業界や顧客、会社の営業日によって働き方は異なるため、休日条件まで確認しましょう。
② 事務職|土日休みの求人もあるが転職難易度に注意
事務職も、土日休みを希望する人が検討しやすい職種です。
接客業でも、
・売上の入力
・在庫管理
・発注
・電話対応
・スタッフ間の連絡や調整
などを経験していれば、事務職との接点を見つけられる場合があります。
一方で、
「未経験でも事務職なら簡単に転職できる」
と考えるのは避けた方がよいでしょう。
求人によってはPCスキルや事務経験などが求められます。
また、事務職でも勤務先の業界や会社によって土日に出勤する場合があります。
仕事内容だけでなく、応募条件と休日の両方を確認することが大切です。
③ カスタマーサクセス・カスタマーサポート|顧客対応経験を活かせる場合がある
カスタマーサクセスやカスタマーサポートも、接客経験との接点を作りやすい仕事です。
例えば、
・相手の話を聞く
・分かりやすく説明する
・問い合わせに対応する
・状況に応じて解決方法を考える
といった経験を活かせる場合があります。
ただし、カスタマーサクセスとカスタマーサポートでは仕事内容が異なります。
また、個人向けサービスの問い合わせ窓口などでは、土日を含むシフト勤務になることもあります。
職種名だけで判断せず、誰を相手に、どの曜日・時間帯にサービスを提供する仕事なのかまで確認しましょう。
④ ITサポート・ヘルプデスク|勤務体系まで確認する
ITサポートやヘルプデスクなども、未経験から検討できる求人があります。
利用者からの問い合わせを聞き、状況を整理して案内する仕事であれば、接客業で身につけた対応力を活かせる場合があります。
一方で、
「IT業界なら土日休み」
とは限りません。
企業向けに平日中心で対応する仕事もあれば、システムやサービスによっては土日・夜間を含めてサポートする仕事もあります。
求人を見るときは、仕事内容に加えて勤務時間やシフトの有無も確認してください。
⑤ 人材業界|接客・提案経験を活かせる場合がある
人材業界にも、接客経験を活かせる仕事があります。
例えば人材紹介では、転職希望者と話すキャリアアドバイザーや、企業の採用を支援するリクルーティングアドバイザーなどがあります。
接客業で身につけたヒアリングや提案、調整などの経験が活かせる場合があります。
ただし、人材業界だから必ず土日休みというわけではありません。
求職者との面談を平日夜や休日に行う会社もあるため、実際の勤務時間や休日を確認する必要があります。
「人と関わる経験を活かしたい」という理由だけでなく、自分が希望する働き方と合っているかも確認しましょう。
接客そのものが嫌いでなければ、働き方を変える選択肢もある
土日休みを希望しているからといって、必ずしも接客経験をすべて捨てる必要はありません。
例えば、
「人と話すことは好き」
「顧客へ商品を提案することにはやりがいを感じる」
「接客そのものではなく、休日が合わないことに悩んでいる」
という人もいるでしょう。
その場合は、接客経験を活かせる異職種や、顧客対応のある仕事へ移る方法もあります。
大切なのは、
「接客を辞めたい」のか
「土日に働く生活を変えたい」のか
を分けて考えることです。
接客そのものに不満がないのであれば、これまで培った経験を活かしながら、勤務体系を変えられる仕事を探す方法もあります。
接客業の経験は異職種への転職でどう活かせる?
接客業から異職種へ転職するとき、
「接客しかしていないから、アピールできる経験がない」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、接客業の仕事を細かく分けていくと、異職種でも活かせる経験が見つかることがあります。
ここでは代表的なものを確認してみましょう。
① 相手の希望を聞く力
接客では、顧客が何を求めているのかを会話から把握する必要があります。
単に質問されたことに答えるだけでなく、
・何を探しているのか
・何に困っているのか
・何を重視しているのか
などを聞きながら対応してきた人もいるでしょう。
こうした経験は、営業やカスタマーサクセスなど、相手の希望や課題を把握する仕事でも活かせる場合があります。
② 分かりやすく説明する力
接客では、商品やサービスについて、顧客に合わせて説明することがあります。
同じ内容でも、相手の知識や希望によって説明の仕方を変えていた人もいるでしょう。
このような経験は、
相手に合わせて情報を整理し、分かりやすく伝える力
として整理できます。
顧客対応のある仕事だけでなく、社内外とのコミュニケーションが必要な仕事でも活かせる可能性があります。
③ 状況に応じて対応する力
接客業では、予定どおりに仕事が進まないこともあります。
例えば、
・顧客から急な相談を受ける
・クレームへ対応する
・混雑時に優先順位を判断する
・ほかのスタッフと連携する
といった場面です。
その都度、状況を確認して対応してきた経験は、異職種でも強みになる場合があります。
「臨機応変に対応できます」とするだけでなく、どのような状況で何を考えて行動したのかまで整理しておきましょう。
④ 複数の仕事を同時に進める力
接客をしながら、電話対応やレジ、在庫確認、予約管理などを並行して行ってきた人もいるでしょう。
こうした経験は、複数の業務に優先順位をつけて進める力として整理できます。
転職活動では「忙しい店舗で働いていた」というだけではなく、
どのような業務を並行して担当し、どのように優先順位をつけていたのか
まで具体化すると、自分の経験を伝えやすくなります。
⑤ 店舗運営・後輩指導などの経験
店長やリーダー、新人教育などを経験している場合は、接客以外の業務も振り返ってみましょう。
例えば、
・新人への業務指導
・シフト調整
・売上管理
・在庫管理
・店舗の課題改善
などです。
これらは、単なる接客経験ではなく、業務管理やメンバー育成に関わった経験として整理できます。
役職がなくても、新人教育や店舗運営の一部を任されていたのであれば、その経験も棚卸ししておきましょう。
接客業で働いていると、自分の経験を「接客しかしていない」と捉えてしまうことがあります。
しかし、転職活動では職種名だけでなく、これまで担当してきた仕事を細かく分けて考えることが重要です。
「自分には転職で評価されるスキルがない」と感じている方は、「転職したいけどスキルがない20代へ|今ある経験を強みに変える方法」もあわせて参考にしてください。
これまでの経験を棚卸しし、異職種への転職で伝えられる強みに変える考え方を解説しています。
接客経験を活かせる仕事が分かっても、「土日休みだから」という条件だけで転職先を決めるのはおすすめできません。
働き方を変えることは大切ですが、仕事内容や給与、今後のキャリアまで含めて、自分に合う転職先かどうかを判断する必要があります。
「土日休み」だけで転職先を選ぶと失敗する可能性もある
接客業から転職するときに、「土日休み」を重要な条件にすること自体は問題ありません。
友人や家族と予定を合わせたい、生活リズムを整えたいなど、働き方を変えることも転職の目的の一つです。
ただし、土日休みという条件だけで転職先を決めてしまうと、仕事内容や給与など別の部分で不満を感じる可能性があります。
「土日休みを実現できるか」と「自分に合った仕事か」の両方を確認しましょう。
土日休みでも仕事内容が合わないことがある
希望していた土日休みを実現できても、仕事内容が自分に合わなければ、転職後に別の悩みが生まれる可能性があります。
例えば、
「土日休みだから事務職に転職したい」
と考えていても、実際に仕事内容を調べると、自分がやりたい仕事とは違うこともあります。
反対に、
「接客から完全に離れたい」
と思って営業やカスタマーサクセスへ転職すると、想像以上に顧客とのコミュニケーションが多いと感じることもあるでしょう。
休日だけで判断せず、
・どのような仕事をするのか
・自分の経験を活かせるか
・仕事に興味を持てるか
・どのような力が身につくか
まで確認することが大切です。
年収が下がる可能性も考える
未経験の職種へ転職する場合、希望する休日を実現できても、必ず年収まで上がるとは限りません。
現在の接客業で店長やリーダーを経験していたり、各種手当やインセンティブを受け取っていたりする場合は、未経験職種への転職によって給与条件が変わることもあります。
そのため、
土日休み
+
現在と同等以上の年収
+
未経験職種
+
希望する仕事内容
など、すべての条件を同時に求めると、応募できる求人が少なくなる場合があります。
何を最優先にしたいのかを整理し、譲れない条件と調整できる条件を分けておきましょう。
「事務職なら働きやすい」と決めつけない
土日休みを希望する人が、事務職を第一候補にすることもあるでしょう。
しかし、
「接客業は大変、事務職なら働きやすい」
と単純に考えるのは避けた方がよいです。
事務職にも、正確さやPC操作、社内外との調整など、その仕事ならではの大変さがあります。
また、会社や業界によっては繁忙期の残業や土日出勤が発生することもあります。
「デスクワークだから」「土日休みの求人があるから」という理由だけではなく、仕事内容や自分との相性も確認しておきましょう。
休日以外に変えたいことも整理する
土日休みを希望している場合でも、現在の仕事に対する不満は休日だけとは限りません。
例えば、
・勤務時間が不規則
・立ち仕事が多い
・給与を上げたい
・将来のキャリアが見えない
・接客そのものから離れたい
など、ほかにも転職したい理由があるかもしれません。
そこで、
「土日休みになれば、今の悩みはどこまで解決するのか」
を一度考えてみましょう。
もし休日以外にも大きな悩みがあるなら、それも転職先を選ぶ条件に入れる必要があります。
土日休みを大切な条件として残しながら、そのほかに何を変えたいのかまで整理することで、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。
土日休みの求人を探すときに確認すべきポイント
土日休みを実現したい場合は、求人票に書かれている休日条件を具体的に確認する必要があります。
「休みが多そう」「完全週休2日制と書いてある」といったイメージだけで判断しないようにしましょう。
ここでは、求人を探すときに特に確認しておきたいポイントを紹介します。
① 「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いを確認する
求人票を見ると、「週休2日制」と「完全週休2日制」という表記があります。
この2つは同じ意味ではありません。
完全週休2日制は、毎週2日の休日がある働き方です。
一方、週休2日制は、1か月の中に週2日休める週が少なくとも1回ある働き方を指します。
そのため、「週休2日制=毎週必ず2日休める」ではありません。
また、完全週休2日制であっても、その2日が土曜日と日曜日とは限りません。
「完全週休2日制(シフト制)」などの場合もあるため、休日の曜日まで確認してください。
② 「土日休み」と「土日祝休み」を分けて確認する
土日休みを希望している場合は、祝日の扱いも確認しましょう。
「土日休み」であっても、祝日は出勤する会社があります。
反対に、「土日祝休み」と明記されている求人もあります。
自分が希望しているのが、
・毎週土日に休みたい
・祝日も休みたい
・カレンダー通りに休みたい
のどれなのかを整理しておくと、求人を比較しやすくなります。
③ 年間休日を見る
休日の曜日とあわせて確認したいのが、年間休日です。
土日休みと書かれていても、会社独自の休日や祝日の扱いなどによって、年間の休日数は異なります。
年間休日を見ることで、1年間でどの程度休める会社なのかを比較しやすくなります。
ただし、年間休日の数字だけを見るのではなく、
・休日の曜日
・祝日の扱い
・夏季休暇
・年末年始休暇
などもあわせて確認しましょう。
④ 休日出勤と振替休日を確認する
求人票に土日休みと書かれていても、業務によって休日出勤が発生する会社もあります。
例えば、イベント対応、顧客対応、繁忙期などで土日に勤務するケースです。
その場合は、
・休日出勤はどの程度あるのか
・振替休日を取得できるのか
・どのようなときに休日出勤が発生するのか
まで確認しておくと安心です。
「原則土日休み」という表記がある場合も、例外的にどのような勤務があるのかを確認しましょう。
⑤ 配属先や職種によって休日が変わらないか確認する
会社全体では土日休みでも、配属される部署や職種によって勤務体系が異なる場合があります。
特に複数の事業を展開している会社では、勤務する拠点や担当業務によって休日が違うこともあります。
求人票を見るときは、会社全体の制度だけでなく、自分が応募する職種・配属先の休日を確認してください。
入社後に配属先が決まる求人であれば、配属によって勤務日が変わる可能性があるかも確認しておきましょう。
⑥ 面接でも実際の働き方を確認する
求人票だけで分からないことは、面接や選考の中で確認することも大切です。
例えば、
・土日出勤が発生することはあるか
・発生する場合はどの程度か
・振替休日はどのように取得しているか
・配属先によって休日が変わるか
などです。
ただし、休日の質問だけを続けるのではなく、仕事内容や入社後の役割なども含めて確認しましょう。
求人票の条件と実際の働き方を照らし合わせることで、「土日休みだと思って入社したら想像と違った」というミスマッチを防ぎやすくなります。
土日休みを実現するためには、職種名だけではなく、求人ごとの労働条件を確認することが重要です。
給与や残業、休日など、入社前に確認しておきたい条件について詳しく知りたい方は、「20代が入社前に確認すべき労働条件|給与・残業・休日の見方」もあわせて参考にしてください。
求人票を見る段階から確認しておくことで、自分が希望する働き方と実際の条件とのズレを減らしやすくなります。
土日休みの求人を見分けるポイントが分かったら、あとは自分の経験や希望条件と照らし合わせながら、実際の転職活動へ落とし込んでいきましょう。
接客業から土日休みの仕事へ転職する進め方
接客業から土日休みの仕事へ転職するときは、最初から「事務職にする」「営業職にする」と一つの職種に決める必要はありません。
まずは現在の働き方で変えたいことと、接客業で身につけた経験を整理し、条件に合う職種や求人を比較していきましょう。
① なぜ土日休みにしたいのか整理する
最初に、なぜ土日休みの仕事へ転職したいのかを整理します。
例えば、
・家族や友人と休日を合わせたい
・毎月変わるシフト勤務をやめたい
・予定を立てやすい働き方にしたい
・生活リズムを整えたい
など、人によって理由は異なります。
さらに、休日以外にも、
・勤務時間を変えたい
・給与を上げたい
・接客から離れたい
・将来につながる経験を積みたい
といった希望がないか確認しましょう。
「土日休み」を転職の軸にしながら、そのほかに変えたいことも整理しておくと、転職先を選びやすくなります。
② 接客経験を棚卸しする
続いて、これまでの仕事で経験してきたことを整理します。
「飲食店で3年間働いた」
「ホテルで接客をしていた」
といった職歴だけではなく、
・どのような顧客に対応したか
・どのような提案や説明をしたか
・問い合わせやクレームにどう対応したか
・売上や目標を意識していたか
・新人教育を担当したか
・店舗運営に関わったか
などまで振り返ってみましょう。
仕事内容まで分解すると、自分では気づいていなかった強みや、異職種との接点が見つかることがあります。
③ 土日休みを実現できる職種を複数比較する
経験を整理したら、興味のある職種をいくつか比較します。
例えば、
・法人営業
・事務職
・カスタマーサクセス
・カスタマーサポート
・ITサポート
・人材業界
などです。
この段階では、一つに絞り込む必要はありません。
仕事内容、接客経験とのつながり、必要なスキル、休日などを比較しながら、自分に合いそうな方向を探していきます。
特に未経験職種へ転職する場合は、「やってみたい」という気持ちだけでなく、実際の仕事内容を理解することが大切です。
④ 実際の求人で休日と仕事内容を確認する
候補となる職種が見つかったら、実際の求人を確認します。
ここで重要なのは、
「この職種なら土日休みだろう」
と考えないことです。
同じ職種でも会社によって、
・休日
・勤務時間
・仕事内容
・給与
・残業
・求められる経験
は異なります。
複数の求人を比較すると、その職種ではどのような働き方が多いのか、自分の経験で応募できそうな求人がどの程度あるのかも見えてきます。
求人票だけで分からない条件は、選考の中でも確認しましょう。
⑤ 条件だけでなく数年後のキャリアも考える
土日休みを実現することは、転職先を選ぶ大切な条件の一つです。
ただし、20代の転職では、次の会社でどのような経験を積めるのかも考えておきたいところです。
例えば、
・顧客への提案力を身につける
・法人との仕事を経験する
・ITの知識を身につける
・業務管理やマネジメントを経験する
など、仕事によって身につくものは異なります。
「土日に休める会社へ転職できた」で終わらず、そこで数年間働いたときにどのような経験が残るのかまで考えてみましょう。
接客業からの転職に迷ったらキャリアのトビラへ
接客業から土日休みの仕事へ転職したいと思っても、
「自分にどの仕事が向いているのか分からない」
「接客経験を活かせる仕事が分からない」
「土日休みと仕事内容のどちらを優先すべきか迷う」
ということもあるでしょう。
このような場合は、
接客業で何を経験してきたか
↓
現在の働き方で何を変えたいのか
↓
次の仕事で何を大切にしたいのか
↓
30代でどのような働き方やキャリアを目指したいのか
という順番で整理すると、転職の方向性を考えやすくなります。
実際の転職支援では、「土日休みにしたいから事務職」と最初から職種を決めるのではなく、これまでの経験や希望する働き方を整理したうえで、複数の選択肢を検討することもあります。
「キャリアのトビラ」では、20代・第二新卒の転職について、経験の棚卸しから求人選び、応募書類の添削、面接対策までサポートしています。
LINEで相談でき、平日夜や土日にも対応しています。入社後のフォローも行っています。
土日休みを実現することだけをゴールにするのではなく、これからどのような経験を積んでいくのかも含めて転職先を考えたい方は、ぜひご相談ください。
まとめ|土日休みを実現できる「職種」ではなく「求人」まで確認しよう
20代であれば、接客業から土日休みの仕事への転職は十分に検討できます。
法人営業や事務職、カスタマーサクセス、ITサポート、人材業界など、異職種へ転職することも選択肢になります。
また、接客業で経験してきた、
・相手の希望を聞く力
・分かりやすく説明する力
・状況に応じて対応する力
・複数の仕事を進める力
・店舗運営や後輩指導の経験
などを活かせる場合もあります。
ただし、最も重要なのは、
「この職種なら土日休みだろう」と職種名だけで判断しないことです。
同じ職種でも、会社や顧客、サービスの営業日によって休日は異なります。
土日休みを希望する場合は、
希望する働き方を整理する
↓
接客経験を棚卸しする
↓
候補となる職種を比較する
↓
実際の求人で休日・仕事内容を確認する
↓
数年後のキャリアまで考えて転職先を選ぶ
という順番で進めてみましょう。
土日休みを転職条件にすること自体は問題ありません。
大切なのは、休日だけを変えて別の不満を抱えるのではなく、仕事内容やこれから身につけたい経験も含めて、自分が納得できる転職先を選ぶことです。
<この記事から次に読むおすすめ記事>
接客業から土日休みの仕事へ転職したい場合、最初から一つの職種に絞るのではなく、自分の経験や希望条件に合う仕事を比較することが大切です。
「接客以外にどのような仕事を目指せるのか分からない」「未経験から挑戦できる職種をもう少し広く知りたい」という方は、「第二新卒で未経験職種に転職するなら何がおすすめ?現実的な選択肢を解説」もあわせて参考にしてください。
