
パソナで求人を探す20代へ|正社員・紹介予定派遣の違いと確認ポイント
2026年10月16日 15:54
「パソナには正社員の求人もあるのだろうか」
「紹介予定派遣を選べば、将来は正社員になれるのか」
「派遣ではなく、最初から正社員として転職したい」
パソナで求人を探すと、派遣、紹介予定派遣、正社員、契約社員、プロジェクト社員など、異なる雇用形態の求人が表示されます。
仕事内容や給与が希望に合っていても、雇用形態を十分に確認せず応募すると、「派遣先の正社員だと思っていた」「直接雇用後は契約社員だった」といった認識の違いが生じる可能性があります。
大切なのは、正社員という言葉だけを探すことではありません。
誰と雇用契約を結び、どの会社で働き、将来どのような経験を積めるのかまで確認する必要があります。
この記事では、パソナで求人を探している20代に向けて、正社員・派遣・紹介予定派遣の違い、求人票で確認する項目、自分に合う働き方の判断方法を解説します。
30秒でわかるこの記事の結論
パソナで求人を探すときは、次の順番で確認してください。
最初から正社員を希望するのか、派遣も検討するのか決める
求人票に記載された雇用形態を確認する
雇用主と実際の勤務先を区別する
紹介予定派遣では直接雇用後の雇用形態を確認する
派遣期間中と直接雇用後の条件を比較する
仕事内容と身につく経験を見る
正社員登用を前提にしすぎず、今回の求人条件で判断する
紹介予定派遣は、派遣期間の終了後に必ず正社員になれる制度ではありません。
本人と企業の双方が合意した場合に直接雇用へ移りますが、直接雇用後の雇用形態が契約社員となる求人もあります。
最初から正社員として働きたい人は、派遣求人の中から正社員登用の可能性を探すだけでなく、一般企業の正社員求人も並行して比較しましょう。
パソナで求人を探す前に希望する働き方を整理する
パソナの求人検索には、複数の雇用形態が掲載されています。
検索を始める前に、自分が希望する働き方を明確にしておかないと、条件の異なる求人を同じ基準で比較してしまいます。
最初から正社員として働きたいのかを決める
まず、次のどちらを希望しているのか考えます。
入社時から勤務先企業の正社員として働きたい
派遣として働きながら、職場との相性を確かめたい
最初から正社員として働きたい場合、紹介予定派遣を選ぶ必要があるとは限りません。
一般企業が直接募集している正社員求人や、転職エージェントが扱う正社員求人も比較できます。
一方、仕事内容や職場の雰囲気を実際に確かめてから直接雇用へ進みたい人にとっては、紹介予定派遣が候補になることがあります。
どちらが優れているかではなく、自分が重視することによって判断が変わります。
雇用形態以外の希望も整理する
正社員になれれば、どの求人でもよいわけではありません。
次の項目も整理してください。
希望する仕事内容
活かしたい経験
身につけたいスキル
希望勤務地と通勤時間
転勤の可否
希望する給与
休日と勤務時間
残業の許容範囲
数年後に目指したい仕事
雇用形態は重要ですが、それだけで入社後の仕事や働き方が決まるわけではありません。
正社員求人でも、仕事内容や働く条件が希望と合わなければ、転職後に同じ悩みを抱える可能性があります。
パソナの求人で最初に確認する項目
パソナの求人を開いたら、給与や勤務地を見る前に、雇用形態と雇用主を確認します。
同じ職場で働く求人でも、雇用契約を結ぶ相手によって、給与の支払元、契約期間、福利厚生、更新手続きなどが変わるからです。
雇用形態を確認する
求人票には、派遣、紹介予定派遣、正社員、契約社員などの雇用形態が記載されています。
それぞれを同じ「仕事の募集」として見るのではなく、契約の違いを理解しておきましょう。
派遣の場合は、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で仕事をします。
正社員求人の場合は、求人を募集している企業と期間の定めのない雇用契約を結ぶのが一般的です。
紹介予定派遣の場合は、最初は派遣会社と雇用契約を結び、一定期間派遣として勤務します。その後、本人と派遣先企業の双方が合意すると、派遣先企業との直接雇用へ移ります。
求人の見出しだけで判断せず、詳細画面にある雇用形態を確認してください。
雇用主と勤務先を区別する
派遣では、雇用主と実際に働く会社が異なります。
給与の支払い、社会保険、雇用契約の管理などは派遣会社が行い、日々の業務指示は派遣先企業から受けるのが基本です。
正社員求人の場合は、入社する企業が雇用主となり、その企業の一員として働きます。
求人を見るときは、次の3点を分けてください。
どの会社と雇用契約を結ぶのか
実際に働く場所はどこか
誰から業務の指示を受けるのか
「大手企業で働ける」という表現があっても、その大手企業の正社員として採用されるとは限りません。
契約期間と更新条件を見る
派遣や契約社員の求人では、契約期間と更新条件も確認します。
最初の契約期間
更新の可能性
更新を判断する基準
就業開始日と終了予定日
長期を想定した求人か
「長期」と記載されていても、期間の定めがない雇用契約を意味するとは限りません。
契約期間がある求人では、どのタイミングで更新が判断されるかも確認しましょう。
紹介予定派遣と正社員求人の違い
紹介予定派遣は、直接雇用を前提として一定期間派遣で働く仕組みです。
パソナの公式情報では、派遣期間は最長6か月と説明されています。
ただし、派遣期間が終われば自動的に正社員へ切り替わるわけではありません。
紹介予定派遣は双方の合意が必要
派遣期間の終了後、本人と企業の双方が直接雇用を希望した場合に雇用契約が切り替わります。
本人が職場や仕事に合わないと判断した場合は、直接雇用を希望しない選択もできます。
同様に、企業側が採用を見送る可能性もあります。
「正社員を目指せる求人」という説明だけを見て、正社員への切り替えが保証されていると考えないようにしましょう。
直接雇用後が正社員とは限らない
紹介予定派遣の直接雇用後は、正社員だけでなく契約社員となる場合があります。
応募前に、次の項目を確認してください。
直接雇用後の雇用形態
直接雇用へ切り替わる予定時期
派遣期間中の給与
直接雇用後の基本給
賞与と昇給
休日と勤務時間
福利厚生
試用期間の有無
転勤や異動の可能性
派遣期間中の条件が希望に合っていても、直接雇用後に給与や働き方が変わることがあります。
両方の条件を確認してから応募を判断しましょう。
実際に働いて判断できることが特徴
紹介予定派遣では、直接雇用へ移る前に、仕事内容や職場の雰囲気を経験できます。
求人票や面接だけでは判断しにくい、次のような点を確認できる可能性があります。
実際の業務量
職場内の連携方法
上司からの指示の出し方
忙しい時間帯や繁忙期
自分と仕事内容の相性
一方で、派遣期間中も選考の一部だと考える必要があります。
仕事を経験できることは利点ですが、希望すれば必ず直接雇用へ進める制度ではありません。
紹介予定派遣の求人で確認したい質問
求人票だけでわからないことは、登録時や求人紹介時に確認します。
質問を遠慮すると、派遣期間が始まってから条件の違いに気づく可能性があります。
直接雇用後の条件について聞く
次のように、具体的な条件を確認しましょう。
直接雇用後は正社員と契約社員のどちらですか
直接雇用後の給与内訳を教えてください
賞与と昇給の制度はありますか
派遣期間中と直接雇用後で仕事内容は変わりますか
直接雇用後に転勤や異動はありますか
直接雇用へ移る際には、どのような選考がありますか
「正社員登用あり」という表現だけではなく、今回応募する求人の条件を確認することが重要です。
これまでの登用実績は参考情報として見る
過去に直接雇用へ移った人がいるかを確認することは参考になります。
ただし、過去の実績があっても、自分が同じ結果になるとは限りません。
採用時期、募集部署、本人の経験、企業の採用状況によって判断は変わります。
登用実績だけで応募を決めず、仕事内容と直接雇用後の条件が希望に合うかを優先してください。
直接雇用へ進まなかった場合も確認する
紹介予定派遣から直接雇用へ進まなかった場合、その後に別の求人を紹介してもらえるのかも確認しておくと安心です。
直接雇用に至らなかったときの選択肢を理解しておけば、必要以上に一つの求人へ固執せずに済みます。
最初から正社員を希望する人が求人を見るポイント
最初から正社員として働きたい場合は、検索条件で正社員を選ぶだけでなく、仕事内容と将来性まで確認します。
正社員という雇用形態だけを目標にすると、入社後に積みたい経験が曖昧になるからです。
仕事内容を具体的に確認する
求人票では、職種名よりも実際の仕事内容を確認します。
同じ営業事務でも、企業によって次のような違いがあります。
受発注処理が中心
営業担当者の資料作成が中心
顧客からの問い合わせ対応が多い
売上や在庫の管理を担当する
他部署との調整を任される
職種名が同じでも、身につく経験は異なります。
応募後の選考では、仕事内容を理解したうえで、自分の経験との接点を伝える必要があります。
給与は内訳まで見る
月給だけでなく、次の項目を確認してください。
基本給
固定残業代の有無と対象時間
各種手当
賞与の扱い
昇給制度
試用期間中の給与
月給が高く見えても、固定残業代や手当を含んでいる場合があります。
反対に、入社時の給与だけではなく、経験を積んだ後の昇給や役割の広がりも判断材料になります。
求人票の読み方を詳しく確認したい方は、「20代が転職で見るべき求人票のポイント|危ない求人の見分け方」もあわせて参考にしてください。
数年後に身につく経験を考える
20代の転職では、今回の入社条件だけでなく、その仕事を数年間続けたときに何ができるようになるかも重要です。
専門的な知識が身につくか
顧客対応や提案の経験を積めるか
業務改善や数値管理を任されるか
後輩指導やチーム運営に関われるか
次のキャリアにつながる経験か
働きやすそうだからという理由だけでなく、30代になったときの選択肢まで考えて求人を比較しましょう。
派遣から正社員を目指す場合に注意したいこと
通常の派遣求人に「正社員登用制度あり」と書かれていることがあります。
しかし、制度があることと、今回の求人から正社員へ登用されることは同じではありません。
正社員登用を前提に応募しない
通常の派遣と紹介予定派遣は異なります。
通常の派遣求人に正社員登用制度があっても、登用時期や選考条件が明確でない場合があります。
正社員を強く希望するなら、次の点を確認してください。
今回の募集で登用を想定しているか
登用までの一般的な期間
登用時の選考内容
過去の登用実績
登用後の雇用条件
回答が曖昧な場合は、派遣として働く条件だけでも納得できるかを考えます。
「将来は正社員になれるかもしれない」という期待だけで応募するのは避けましょう。
正社員求人も並行して比較する
正社員になりたい人が、派遣求人だけを見る必要はありません。
一般企業の正社員求人、転職サイト、転職エージェントなど、複数の探し方があります。
それぞれの求人について、次の基準をそろえて比較します。
入社時の雇用形態
仕事内容
給与と休日
教育体制
選考方法
身につく経験
将来のキャリア
比較した結果、紹介予定派遣が合うこともあれば、最初から正社員へ応募した方が希望に近いこともあります。
パソナの求人を確認する意味がある人
パソナの求人を確認する意味があるのは、派遣を含めて働き方を比較したい人です。
たとえば、次のような人が考えられます。
派遣として一定期間働きたい
紹介予定派遣を通して職場との相性を確認したい
事務職などの求人を広く見たい
勤務地や勤務時間を優先したい
派遣と正社員の両方を比較したい
ただし、該当するからといって、必ずパソナを使うべきという意味ではありません。
希望する地域や職種に求人があるか、求人条件が自分に合うかを確認して判断してください。
別の探し方も考えたい人
次のような人は、パソナの求人だけに絞らず、転職サイトや転職エージェントも併用した方がよい可能性があります。
最初から正社員として働きたい
派遣という働き方を希望していない
自分に合う職種がわからない
未経験で挑戦できる仕事を知りたい
求人を見ても違いを判断できない
数年後のキャリアから応募先を考えたい
書類添削や面接対策を受けたい
転職サービスは、どれか一つしか使えないものではありません。
自分でパソナの求人を確認しながら、正社員求人について転職エージェントへ相談する方法もあります。
最初から正社員を目指したい20代へ
「キャリアのトビラ」は、20代・第二新卒の転職活動に特化した転職支援を行っています。
最初から正社員として転職したいものの、自分に合う職種や企業がわからない方は、「キャリアのトビラ」へご相談ください。
面談では、これまでの経験、転職を考えた理由、希望する働き方を整理し、正社員としてどのような仕事を目指せるかを一緒に考えます。
現在の経験を活かせるか、別の職種から経験を積む方法がないかも含めて選択肢を整理します。
また、入社時の条件だけでなく、「30代になったときにどうなりたいか」から逆算し、次の会社で身につけたい経験まで考えます。
応募する求人が決まった後は、応募書類の添削や面接対策も転職活動の段階に合わせてお手伝いしてます。
まとめ
パソナで求人を探すときは、仕事内容や給与を見る前に、雇用形態と雇用主を確認してください。
派遣では、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で働きます。
紹介予定派遣では、一定期間派遣として勤務した後、本人と企業の双方が合意した場合に直接雇用へ移ります。ただし、直接雇用後が必ず正社員になるとは限りません。
最初から正社員を希望する人は、紹介予定派遣や正社員登用制度だけに絞らず、一般企業の正社員求人も比較しましょう。
雇用形態だけでなく、仕事内容、条件、身につく経験、数年後のキャリアまで確認することで、自分に合う求人を判断しやすくなります。
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